カンちゃん家の花図鑑２

今日は今年初めての夏日で、モモ姉さんはバテ気味…。

ハナミズキが咲くと、ゴールデンウィークが近いなぁと感じます。
カンちゃん家のハナミズキは花付きが良く、毎年楽しみにしてくださる方もいるようです。

今年は、たくさん咲きました。

こぼれ種から育ったネモフィラ。

オシャレな色合いが素敵です。
だけど、やっぱり空色のネモフィラが一番好き。

イカリソウ。

小さくて目立たないけれど、凝った作りの花です。

ミヤコワスレ。

カンちゃんのお母さんのお気に入り。
宿根草だけど、植え替えしてあげないと、いつの間にか消えてしまいます。

今日は、上からパチリ

いろんな芽が伸びてきて、蒸れてしまうからと忘れな草をたくさん抜きましたが、まだまだ青い絨毯は健在です。

ヨーグルトムース

「いいかなぁ？」

と、カンちゃんは言った。


少しだけ犬語が分かるカンちゃんのお姉さんでしたが、何のことだかサッパリ分かりません。

「いいかな？って、何が？」と聞き返すと、一点を見つめるカンちゃん。

お姉さんもすっかり忘れていたようですが、ストーブの前でクリームチーズを温めていたのです。

慌てて「ダメ、ダメ！」と言うお姉さんの焦りようったら、大変なものでした
黙って食べなかったご褒美に、生クリームのパック（空）をくれたの。
（正直者には、福が来るね）

お客様用のデザートに、ヨーグルトムースを作っていたんだって。
私が食べてしまってたら、きっと大変なことになっていたでしょうね。

無事、完成したヨーグルトムースは色気が無いので、春の花で飾ってみました。

メロンジャムをのばして作った、メロンソースで頂きます。

食べたら同じだと私とお母さんは思うのだけど、お姉さんは見た目にこだわるの。

私だったら絶対に、見た目よりも、量の多さにこだわるけどなぁ

新緑の散歩道

若葉のキレイな季節になりましたね。

私カンちゃんは、大好きなおばあちゃんの「若葉は目に良いから、たくさん見ておきなさい」という言付けを守り、大きな目をもっと大きく開いて、新緑をよ～く見ながら散歩しています。


私たち犬も、子犬の頃は可愛いけれど、葉っぱも小さい頃は可愛いですね。

なんだか守ってあげたくなる～

モモ姉さんは、だいぶ目が悪くなっているから、しっかり新緑を見なくちゃダメよ。

今日は疲れているようなので、車から降りようとしないモモ姉さんです。

ソメイヨシノは終わってしまったけれど、八重桜が咲き始めました。

フリフリが豪華で、可愛いね
そういえば、今日ペルちゃんが着ている服もフリフリでした。

散歩の帰り道。

ペルちゃんたら疲れちゃって、モモ姉さんの車にチャッカリ乗っています。

「楽だわ～」ですって。

ペルちゃんは、車が大好き。
私たちの中で一番若くて、元気なのに・・・

レモンマドレーヌ

マドレーヌは簡単だから、カンちゃんのお姉さんは味を色々変えて、よく作ります。

レモンがたっぷり入ったマドレーヌは、春らしい爽やかさが魅力。

今回は、中心に庭の忘れな草を飾って、ちょっとオシャレにしてみました。

上から見ると、マドレーヌの花みたいでしょ。

お母さんとお姉さん２人だけで食べてしまうのは勿体ないと、ペルちゃんのお母さんも呼んでお茶にしました。

味はともかく、雰囲気は高級店のよう。

お留守番のペルちゃんと、ペルちゃんのお父さんにおみやげ。

ペルちゃんは洋菓子が大好きなので、きっと喜んでくれるでしょう。

蓄犬談

太宰治の短編小説の題名。

お姉さんがケタケタ笑いながら読んでいた。

「犬は猛獣である」という主人公は、犬に噛まれないようにと愛想笑いを振りまきながら歩いていたら、犬に好かれてしまって、挙句の果ては犬を飼うことになる。
そして・・・、といった内容の短いお話。

犬が怖いあまり主人公がとる行動が可笑しくて、頼んでもいないのに音読するのは迷惑でした…。

その主人公が飼ってしまった犬というのが、胴が長くて、足が短いので、真にみっともない犬だとか。

ん？　胴が長く、足が短い・・・・・？

どこかで聞いたことがあるような・・・？

あれ？私のことー

だけど、私の見た目がみっともないって、どういうこと

さらに読み進めますと、この犬はペルちゃんと内面までそっくり！

思わず皆で、苦笑い

いつ、太宰治作品のモデルになっていたの？