"Boeing Washington heavy bombers - 1951" by Royal Air Force - United States Air Force Historical Research Agency - Maxwell AFB,
Alabama from "History and Units of the United States Air Force", G H J Sharrings,
European Aviation Historical Society, 2004. Photo credit given as from USAFHRA..
Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.
日本人の多くはこのB-29ちうヒコーキにいいイメージをもっとらんけん。
でも、ジツはわしはひそかにこのヒコーキをカッコええと思うとるけん……。
スマートな機体、長うのびた主翼、鉄人28号のモチーフになった垂直尾翼……。
客観的に観察したら、とても美しいデザインじゃっちうコトがわかるけん。
とはいうても、被害を受けたひとの感情を思うと素直に言いづらいけん……。
そんな理由もあって、貼っとる写真はRAFのワシントンMk1じゃけん。
ようは運用方法のモンダイなんじゃけどのう……。
そもそもこの無差別攻撃をおっぱじめたんは、第一次大戦のドイツ。
ツェッペリン飛行船を使うてのロンドン空襲には、大きな葛藤があったっちうけん。
それまでの戦争になかった、非戦闘員を標的にする作戦には反対の意見もあったそうじゃ。
ドイツも騎士道のクニじゃけんのう……。
でも結果としてあたらしい戦術となって、現代のスタンダードになっとるけん。
ツェッペリンにしてもB-29にしても民間機としても運用されとるワケじゃけん、使い方しだいじゃあホントにベンリな乗り物だったんじゃなぁ……。
だいたい戦争なんてせんかったら、素直に美しいもんは美しいと堂々と言えますけん!。