アナクロメディア

気がついたら、あやしい広島弁で書いとったけん。ネコとかスローライフとか部屋の片づけとかの日記ですけん。

空爆じゃけん

2015-08-13 02:00:30 | スローライフですけん

Boeing Washington heavy bombers - 1951.jpg
"Boeing Washington heavy bombers - 1951" by Royal Air Force - United States Air Force Historical Research Agency - Maxwell AFB,
Alabama from "History and Units of the United States Air Force", G H J Sharrings,
European Aviation Historical Society, 2004. Photo credit given as from USAFHRA..
Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.



 日本人の多くはこのB-29ちうヒコーキにいいイメージをもっとらんけん。

でも、ジツはわしはひそかにこのヒコーキをカッコええと思うとるけん……。

スマートな機体、長うのびた主翼、鉄人28号のモチーフになった垂直尾翼……。

客観的に観察したら、とても美しいデザインじゃっちうコトがわかるけん。

とはいうても、被害を受けたひとの感情を思うと素直に言いづらいけん……。

そんな理由もあって、貼っとる写真はRAFのワシントンMk1じゃけん。

ようは運用方法のモンダイなんじゃけどのう……。

そもそもこの無差別攻撃をおっぱじめたんは、第一次大戦のドイツ。

ツェッペリン飛行船を使うてのロンドン空襲には、大きな葛藤があったっちうけん。

それまでの戦争になかった、非戦闘員を標的にする作戦には反対の意見もあったそうじゃ。

ドイツも騎士道のクニじゃけんのう……。

でも結果としてあたらしい戦術となって、現代のスタンダードになっとるけん。

ツェッペリンにしてもB-29にしても民間機としても運用されとるワケじゃけん、使い方しだいじゃあホントにベンリな乗り物だったんじゃなぁ……。

だいたい戦争なんてせんかったら、素直に美しいもんは美しいと堂々と言えますけん!。