農道のフェラーリじゃけん

　クルマ好きのわしは、ときどき愛と偏見に満ちたクルマネタをブログに書いとるけん。

そんなわしじゃが、きょうのネタはダレもついてこれんのじゃないじゃろか？。

なにしろ、軽トラのネタじゃけん……。

ああ〜……。

そう、ホンダのアクティがとうとう生産中止じゃそうじゃ……。

この世界は、ジツはＳズキとＤハツの２メーカーと、そのＯＥＭばかりが牛耳っとるけん。

そんな中で、唯一のインディペンデントなプロダクツがアクティだったワケじゃ……。

クルマとして劣っとるワケじゃないけん。

いや、むしろ優れとるとわしは思うんじゃ。

なぜなら、アクティはキャビンの遥か後方、後輪の車軸の前にエンジン積んどるけん。

いわゆるミッドシップじゃ。

それゆえ、農道のフェラーリとも呼ばれとるけん。

走行安定性が高うて、乗り心地いいけん。

でも、世間は安価な製品を求めとるけん……。

この生産中止が大きい損失じゃと考えさせられるんは、その歴史を知ってこそじゃ。


Tennen-Gas - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3501389による

こんなのや、


韋駄天狗 - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2071459による

ジドーシャ史に残る名車の血統がここで絶たれてしまコトの寂しさあるけん……。

日本の高性能エンジンを語る上で、外すコトのできんクルマたちじゃ。

さらばフェラーリ！。

軽トラじゃが……。