
またしてもブックオフへ…。
35冊で1,215円…
なかでも、それぞれ600ページを超える文庫、全11巻揃が、11×30円!
安っ!!
岩波文庫、パートン版『千夜一夜物語』でありました。
私買った時は、ブックオフにないか、オンラインにないかと、けっこう探したんだけどなぁ。ま、滅多にいないか、全巻読もうなんていう人は。
思い出のある本です。
一時、なんとなく弛むというか、仕事のために読む、みたいな感じになっていた読書習慣を盛り上げるきっかけをもらったのです。
2006年の仕事納めであったと。
たまたま会議室の都合で、他部署と合同の仕事納め。
入社4~5年目の頃に同じ部署で、個性の強い方ですが可愛がってもらった(たぶん)、総合職男性がいました。読書好きらしく博識で、一見とっつきにくいけれど親しくなると話し好き。実はしゃべりだしたら止まらないタイプです。
その方が合同仕事納めの部署に在籍で、10年ぶりくらい?で、一緒のお酒。空白の時間を感じさせないおしゃべりとなりました。
そのとき話題に出たのが『千夜一夜物語』です。全巻読んだ、けっこうな量。なにかしら得るものがあった、面白かった、とか、なんとか。
へーっ、と思いました。千夜一夜、シェラザードが夜な夜な王様に物語を面白おかしく語り、明夜の続きを聴きたいと、首を刎ねられないよう語り語って子どもが3人できて、正式に妃になる。シンドバッドの冒険にアラジンの魔法のランプ、アリババと四十人の盗賊・・・ そんなことは知識としてあるけれど、原本を読み通すっていう発想はないよねー。
と、いうことで、その日の帰りに大きな書店に寄って、まず1巻だけ、買ってみたのでした。それから、読んで、読んで。
間に他の本もすこしは読んでいましたが、延々、7ヶ月、読み続け、全巻、通読。
それで、読書熱が甦り、そこから読書量も増加。

冊数だけ見ると2008年から増えているように見えますが、このアラビアンナイトを読んだ2007年。600ページ超えの文庫を11冊読んだので、読書ページ数では、2007年からどっと増えているのです。
でもって、次の年。
その“彼”に会う機会があり、
「面白いとおっしゃっていたので、私も全部読みましたよ、千夜一夜物語。半年以上かかっちゃいましたよー」
と言ったところ・・・
「あれを読んだの! あなたもたいがい忍耐強いね!」
と笑われました。。。
ソレハナイヤロ。。。
でも、面白そうに笑っていたので、喜んでくれたのだと理解しています。
しかし、もういちど通読することもたぶんないので、その思い出と、甦らせてもらった読書の楽しみとを残し、本は手放すことにしました。
が。
1冊30円か~~~~。
そして、数年前のコミックが150円か~~~。
古本の値段と本の中身の価値は関係ないしな~。読みたがる人の数とほんの中身の価値ともぜんぜん関係ないしな~。
もちろん分かっていたことですけどねー。
うーん。「ぜひお読みになってみて」とも、別にお推めもしませんしね。
これまでの本処分
のログ
2006年8月 49冊
2006年12月~2007年1月 150冊
2010年5月
廃棄 33冊 ブックオフ 23冊。
他古書店 51冊+α
2011年5月 雑誌廃棄
2011年8月 36冊
10月 110冊
2014年3月 119冊
2015年7月 23冊
計 629冊+α。
まだまだ、ありますけど……
35冊で1,215円…
なかでも、それぞれ600ページを超える文庫、全11巻揃が、11×30円!
安っ!!
岩波文庫、パートン版『千夜一夜物語』でありました。
私買った時は、ブックオフにないか、オンラインにないかと、けっこう探したんだけどなぁ。ま、滅多にいないか、全巻読もうなんていう人は。
思い出のある本です。
一時、なんとなく弛むというか、仕事のために読む、みたいな感じになっていた読書習慣を盛り上げるきっかけをもらったのです。
2006年の仕事納めであったと。
たまたま会議室の都合で、他部署と合同の仕事納め。
入社4~5年目の頃に同じ部署で、個性の強い方ですが可愛がってもらった(たぶん)、総合職男性がいました。読書好きらしく博識で、一見とっつきにくいけれど親しくなると話し好き。実はしゃべりだしたら止まらないタイプです。
その方が合同仕事納めの部署に在籍で、10年ぶりくらい?で、一緒のお酒。空白の時間を感じさせないおしゃべりとなりました。
そのとき話題に出たのが『千夜一夜物語』です。全巻読んだ、けっこうな量。なにかしら得るものがあった、面白かった、とか、なんとか。
へーっ、と思いました。千夜一夜、シェラザードが夜な夜な王様に物語を面白おかしく語り、明夜の続きを聴きたいと、首を刎ねられないよう語り語って子どもが3人できて、正式に妃になる。シンドバッドの冒険にアラジンの魔法のランプ、アリババと四十人の盗賊・・・ そんなことは知識としてあるけれど、原本を読み通すっていう発想はないよねー。
と、いうことで、その日の帰りに大きな書店に寄って、まず1巻だけ、買ってみたのでした。それから、読んで、読んで。
間に他の本もすこしは読んでいましたが、延々、7ヶ月、読み続け、全巻、通読。
それで、読書熱が甦り、そこから読書量も増加。

冊数だけ見ると2008年から増えているように見えますが、このアラビアンナイトを読んだ2007年。600ページ超えの文庫を11冊読んだので、読書ページ数では、2007年からどっと増えているのです。
でもって、次の年。
その“彼”に会う機会があり、
「面白いとおっしゃっていたので、私も全部読みましたよ、千夜一夜物語。半年以上かかっちゃいましたよー」
と言ったところ・・・
「あれを読んだの! あなたもたいがい忍耐強いね!」
と笑われました。。。

ソレハナイヤロ。。。
でも、面白そうに笑っていたので、喜んでくれたのだと理解しています。
しかし、もういちど通読することもたぶんないので、その思い出と、甦らせてもらった読書の楽しみとを残し、本は手放すことにしました。
が。
1冊30円か~~~~。
そして、数年前のコミックが150円か~~~。
古本の値段と本の中身の価値は関係ないしな~。読みたがる人の数とほんの中身の価値ともぜんぜん関係ないしな~。
もちろん分かっていたことですけどねー。
うーん。「ぜひお読みになってみて」とも、別にお推めもしませんしね。
これまでの本処分

2006年8月 49冊
2006年12月~2007年1月 150冊
2010年5月
廃棄 33冊 ブックオフ 23冊。
他古書店 51冊+α
2011年5月 雑誌廃棄
2011年8月 36冊
10月 110冊
2014年3月 119冊
2015年7月 23冊
計 629冊+α。
まだまだ、ありますけど……

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