Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

菊芋

2013年07月17日 | 茶道
暑さがすこしおさまってほっとする涼しさ。気温からいって、私ら子供のころの夏ってこのくらいがふつうで、8月の暑い盛りに30度を越える日が数日あるくらいだったはず。
エアコンなしで過ごせたはずですよね~。
快適。

洗濯に掃除に買い物に葉書かきに宅急便の発送に仕事のやりとりにお稽古の連絡。いろいろはかどりすぎて、慌ててお稽古へ。


お点前は大名物扱いで丸盆の盆点て。
お茶を点てたあとの茶杓の扱いが方盆よりややこしいから復習をと思って丸盆にしたのに、まさしくそこでつっかえます★ 私ったらちゃんとわかってるジャンというかヤッパリわかってないんジャンというか。
それでも数年前はよく区別ができていなかった大名物と中興名物との扱いの違いは覚えたようでした。
折々に復習することがたいせつですね


お菓子は、京都の朧八瑞雲堂さんの「柚氷」
 
この夏の“氷”・・・琥珀糖のしゃりっとはほんと気持ちよいです。常温なのに涼しくなる、日本人の知恵というか楽しみ。

それから長崎名物「もしほ草
我が家は男鹿産の藻塩を使っていますが、その塩の製法からお菓子になる!? それがなんともおいしく頂きました


茶花は、薊、菊芋、矢筈薄。
終わり頃、近くで仕事だった旦那さんが合流して。
「黄色い花は何? 菊芋? 聞いたことないぞ」
「昔から田舎の荒地でよく咲いているあれですよ。線路の脇とか。」
「えー。あの、そこらにいくらでも咲いてて、わざわざ見ようなんて一度も思ったこともないあれ?
「けっこう正しく、よく知っているではありませんか

槿は夕方になると萎んでしまうと、夏の茶花は“雑草”系になりがちではありますが、それこそが懐かしい子供の頃の夏休みの風景の一部分だったりします。
整備のいきとどいた最近の街中では、そうそう見かけない珍しい花になりましたよ?

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 谷文晁展 | トップ | 露地の朝 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
菊芋 (赤坂うさぎ)
2013-07-19 06:18:33
菊芋、知っています。この宿根、粉末にしたものはダイエット効果があるとのことで購入し食しましたがあまりおいしくないですね。
返信する
食べ物じゃないのですね。 (家族で眼鏡)
2013-07-20 08:51:36
菊芋、菊のような花が咲く芋じゃなかったんだー。
結構華やかなんですね。

谷文晁、もういらしたのね!
早いですねぇ。
三井記念美術館でも、そごう美術館でも、妖怪をテーマにした展覧会をします。すずしさを演出?
返信する
 (ぴんくこあら)
2013-07-20 11:50:20
赤坂うさぎさん
まさか食べれるとは★
荒地にいくらでも生えている(かつては)ものを食用に工夫するのは、カタクリ粉、葛粉の延長でしょうか。
返信する
Unknown (ぴんくこあら)
2013-07-20 11:55:15
家族で眼鏡さん
一輪二輪、観賞用にすれば、けっこうきれいなんですね(笑)。

主人が江戸の絵画が好きで。早いんです
妖怪展、流行みたいですね。国芳?暁斎?百年?
涼しそうですよね~。。。
返信する

コメントを投稿