Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

竹内栖鳳展

2012年10月23日 | art
日曜日、山種美術館「没後70年 竹内栖鳳 ―京都画壇の画家たち―」展に行ってきました。

さいきんの展覧会は、前後期の展示替えが激しいですよね~。うっかりすると総入替え★
2回いかないと全部は観れないというか、一部ならともかくかなり観れない。総入替えなら半分観れない。
同じ展覧会に2回行ったらすこし割引になればいいのにさぁ~、と、思うことよくあります。

今回の展覧会は、その後期割引サービスがある珍しい展覧会。
いずれにしろ、前期にいくべし!ですね。


さて、竹内栖鳳。
熊さん、象さん、猿さん、猫さん、兎さん、白熊、からす、家鴨・・・ すてきな動物たちでした。
象の眼が優しそうでよかったです。家鴨のひなたちは声が聞こえるようで。
ただ、家鴨の「屏風」っていうのもどうかな~(汗) 屏風を立てて飾るようなシチュエーションなら、もすこし見栄えがするというか特別感のある動物がいいかも

さすがの「斑猫」も存在感のある絵でした。
散華」空中に舞う天女たち、いい表情でした。穏やかで幸せな笑顔。
「秋夕」。冬に備える薪割りと、命短い秋のきりぎりす。物哀しい季節感です。さりげないけど。

最晩年、亡くなる数ヶ月前の作品という「春雪」。
遺作でしょうか。木目の見える舟の舳先にとまった烏。ふわふわと春の雪が舞い降りていて、烏は寒さにふくらんでいるのか、そういうことでもないのか、とても印象的でした。
80歳、名声に甘えず意欲的というか、さすが深みがあるというか。。。


他に、松園、武山などの絵も展示されていました。
それがまた・・・ 良かったです。

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2 コメント

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山種美術館 (赤坂うさぎ)
2012-10-23 19:15:29
ウォーキングで通り過ぎたことはありますが中へ入ったことはありません。
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 (ぴんくこあら)
2012-10-26 20:33:50
いつもより一歩入ってみることから、新しい世界が広がります。
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