桃の香

桃の節句の翌日のお稽古。
お菓子は、東宮さんの桃の香。黒の縁高で、蓋をとるとため息の出るような美しさ。

そしてなぜか仲良しにっこり。
　
秋田の銘菓「笑内」、お菓子があるのにおかしナイ、です。

「そっくりよ」と、にっこり笑内をもらった子ども。
みなさんが周りを動くのに気をとられてうろちょろし、あげくに笑内の上にすとんと座ってしまった模様。
にっこりはペッタリになってしまいました。。。

先生の前に正座して「すみませんでした。よろしくご指導お願いいたします」
　



お点前は、前回から続けて長板で薄茶をお稽古。
前回、あたらしい組合せに、いちいち「えーっ、そうくる！？」と確認させていただきながらお稽古した上に、何日も経ってからでしたがいちど流れを振り返る時間がもてたので、大きな混乱なく、比較的順調にお点前することができました。


茶花は残念ながら桃ではなく、山茱萸と卜伴椿。
陽がのびて、夕方に花を入れたとき、ちょうど床の間に陽がさしていました。椿だけが明るく、印象的でした。
　
花に光がさすようにという織部の花あかり窓、納得です。