Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

染付展

2009年08月13日 | art
いや~とにかく暑い暑い・・・。

そんなわけで、「染付展」です。
東京国立博物館平成館で9月6日まで。


いやすごい展覧会でした。私は最近までやきものには疎くて展覧会などもそれほど見ていないせいでもあるのですが、こんなに青絵のやきものを一度に見たのは初めてです。それも逸品ばっかり。。。

まして時代や制作場所による「違い」などさっぱり分かりませんでしたが、逸品の実物を前に解説を読んで、「へぇぇぇぇ~、なぁ~るほどーーー」と感心しきり。
とにかく、総展示品数たぶん200。
染付の技術が生まれた元のものから、日本の茶人の注文対応品、詳瑞、古染付、いよいよ日本にも技術が伝わった伊万里、さらに鍋島。
現在の実際の生活へのコーディネートを見せた最後の展示も楽しかったです。

とにかくものすごく勉強になりました。
だからって、次から他でみて何か分かるかっていったら、たぶん分からないんだけどもさ。

ただ、まぁ思ったのは、私は染付より色ものを、家で使いたいなぁ。。。 単に好みの問題。そのうち年をとったらまた違うんだろか。
五彩の伊万里・鍋島・九谷の、こんなすばらしい展覧会もやってください。
っていうか、私がいままで観てこなかっただけか・・・。



さて、そんなにすごい展覧会なのに平成館の半分だけ。
もう半分は、式年遷宮記念特別展「伊勢神宮と神々の美術」です。
せっかくなのでこちらも観てきましたが、もう疲れておなかもすいていたし(苦笑)、祭器など、よくわからない・・・。
で、いたくあっさり見学してきました。

価値を知らないって惜しいことだなぁ、と、今まで知らなかった・今も知らない、2つの展覧会を通した感慨です。
存在すら知らなかった世界を知ることに心をひらき続けていけるといいな。
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