Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

「コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―」展

2009年08月14日 | art
なんたって夏休み、展覧会もはしごで、「コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―」展に行きました。

なにより上村松園「序の舞」と、芳崖「悲母観音」が目当てです。
「序の舞」は、上村松園展ではしばしば下絵だけが展示されて、回顧展みたのでもなかなか実物にはお目にかかれていません。こんなに大きい絵だっけ!?
しっかり見据えた目、力の入った手、いいですね。。。
とにかく序の舞と思っていましたが、行ってみると清方の「一葉」も展示されていたり、あと黒田清輝「婦人像(厨房)」など、凛とした女性の絵に感銘を受けました。

「悲母観音」は、昨年夏に芳崖展が開催されていたはず、、、行けなかったのですよね~~~。
その心残りもあって、どうしても見たいと思っていました。
こちらもかなり久しぶりで対面。

他にも蕭白など思いがけずいい屏風を観て、堪能いたしました。

そのあと歩いた谷根千で、「芳崖の墓」との看板を見つけ、行ってみました。

なんと偶然か、芸大の教授だったのだから近くて不思議はないのか、いいご縁でした。
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2 コメント

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展覧会のはしご? (赤坂 うさぎ)
2009-08-14 21:09:05
すごいですね。さすが国文の出身者には興味の多い展示物が多いんですね。
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一級 (ぴんくこあら)
2009-08-17 19:19:56
夏休みや「芸術の秋」は一級の企画展を開催してくれるので、滅多には見ることのできない貴重な素晴らしいものがあちこちに展示されています。よく考えてまわらないと、見きれなくて、後悔することになりますね。
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