台風の日の登下校

小学校から、台風で危険と判断しての欠席は、欠席扱いせずに認めますのでと連絡。

子どもやお友達はいっちょ前に休みたいらしい。

「行っておいで。あのね、土砂崩れしそうな横の道とか、本当に危ない所を通ってくる子もいるの。そういう子のことよ。」

「…はーい」

「本当に危ない時は先生が待ってなさいって言うから。すごい風が強くて、何か飛んできたらよけるのよー！」

「はーい」

ちょうど低学年の下校時間は風雨が強くて、下校を20分ほど遅らせて様子を見ますとスクールメール。結局あまり収まらなかったけれど、「下校を開始しました」とまたメール。

一年生は集団で先生が途中まで引率したようです。

しかるに校門周りは、お迎えの車がいっぱいで、逆に危険なほどだったとか。。。　後で小耳に。

うちは無事に帰ってきました。

「台風の中歩くの、楽しかったでしょ。」

子ども、一瞬目が輝きました。

「うん」

「何かいつもと違うことあった？」

「（一緒に登下校している）Ａちゃんの傘が壊れた。ぼくは壊れなかったよ。

「あらー、買ったばっかりだったのにね★ のはなんで壊れなかったのかしら」

「Ａちゃんは、こう、肩にかけてたからじゃないかな。ぼくは、風がきたらこう、風が来なくなるように持ったよ。そうしたら壊れなかったよ。」

「なるほどー、考えたじゃん。どこか、道路とか歩道が水が流れて川みたいになってた所はなかった？　すごい水が溜まってたとか。」

「んーーー？　あったね。公園のカドの、道路と、こう段になってるとこ、水溜まってた。」

「入ってみた？」

「うん、入ってみた。」

「面白かった？」

「うん」

「長靴で行って良かったじゃーん。長靴の中には入らなかった？」

「大丈夫だった。でもＡちゃんは入ったみたいだった。」

Ａちゃん、お気の毒さまでした。。。