雨の週末。だんなさんと子どもと、東京美術倶楽部の特別展へ行ってきました。
いやー、久しぶりだなぁ。。。子どもの小さい頃の方が逆によく足を運んだ…パパからママへ、ママからパパへ、抱っこから抱っこで、見てまわったっけ。
そんな頃も今も、もちろん子どもはほとんど興味はナシです。「ヒマ〜」とか言っとる。
しかしだんなさんのコレクションが飾ってある家で、たまに私とお茶の稽古に行ったりして育ってきた子ども。日本骨董のブースの入口で「パパはここも時間かかりそうだなぁ〜」
おぉー、そんなこと分かるんだ
お茶のお道具屋さんが占める2階では、だんなさんと子どもがベンチで待ちます
でも今年は2階のお茶席なし。休憩の喫茶もなしです。食べてから入って正解でした。
出産の頃以来、憧れている三渓さんの蓮の花の水彩画を発見! これよこれ〜?
お値段を伺ってみる。
ご成約済みとか。でもいずれこういうの欲しいなぁ〜と、それとなくなんとなく教えていただきました。
うーん。お高い。でも相続税を思えば、ずいぶんと格段にお安いもの
相続税なかりせば
ーーー「いや相続税がなくてもあなたは買わなかったよね」とだんなさん★
三渓さんの絵、耳庵さんの書、半泥子さんのお茶碗。
宗達の絵に光悦の書。饕餮紋の殷墟出土品。どれも欲しかったものばかり。
半泥子さんのお茶碗は、手にとらせて頂き、高台を拝見、口辺に触れて厚さを見て、なんとなく納得です。
まぁ光悦や青銅器はともかく、絵や書は、正札市においでになればもう少しお手頃のものも出ますよ、と営業されてしまいました★
展示では、一休宗純の書や、定家の自書懐紙、白隠の絵、などあり、おおおぉーっ。と感心して拝見しました。
しかしお茶道具は、ちょっとこれまでと違うというか。流派なものは少なく、唐物とか高麗とか…。つまり、本当に一級のものを選ぶと、宗家さんとかのものではなくなるってことですねぇ。以前もそんなことを思ったような。
でも、唐物とかならもう一声。いやいや私の目がレベル低くて、唐物の良し悪しが分かっていないのかもしれません
いずれにせよ、絵や書など、じゅうぶんに堪能してまいりました。
子どもはだんなさんと、キメツでマイブームな刀の一級品を見たようです。
「あれが好き」と言っておりましたが、刀身と拵えが別物だとよく分かってないからとだんなさん。
それでも宿題の「日記」に、「すこしは楽しかったのでもう一回行きたいです」と書いていました
これも気に入ったという田崎太郎さんの作品と。
久しぶりの遠出なお出かけ。
そしていいものをたくさん拝見して、少しはリフレッシュな日曜日を過ごしました。
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