お見舞い→お稽古

子どもを連れて、ずっと施設と病院にいてこのところ一進一退らしい伯母の見舞いへ。
「わたし、子どもができたのよ。Ｔさん（私の父）の孫よ。わかります？」
と声をかけたら、閉じたようにしていた目をはっきり開いて、大きく二度うなづきました。
「丈夫なの。風邪もひかないのよ」
と言ったら、少し口をあいて笑ったような嬉しそうなような顔をしたような。

愛想のいいうちの子供なのですが、病院、寝たきりのお年寄り、と、慣れない状況で、緊張したようす。名前を呼んでやってもいつもの返事もしません。
「おーい、緊張してる？」
とやっていたら、伯母が、口をすぼめたヘン顔をしたりしてくれました。

うちの伯母たちはみな、私に子どもができたことをとても喜んでくれます。


それからお稽古へ。
時間が遅くなってしまいましたが、大板のお点前を、薄茶と濃茶と、お稽古させていただきました。


茶花は、夏椿とチョコレートコスモス。
チョコレートコスモス、惹かれる濃い色の花です。

お菓子は、新規オープンしたばかりという「赤坂こめ菓 赤坂本店」さんのお饅頭？と、和三盆でした。

いつも、遊んだり、お菓子をいただいたりしながらママさんのお点前を待っている子ども。
おかげさまで、人様のお菓子にやたらに手を出したりしない代わり、分けていただけるものだ！と、思っている。。。　そういう躾か？
お稽古なかまさんがお菓子をいただこうとされたところへ歩いていって、斜め前に立って、
　じーーーっ。　　じーーーーーーっ！
と見つめてしまいました。。。
「もらおうと思ってる？」

結局、分けていただいてしまいました

お弁当や他のときには、ママさんに差し出してくれたりもするので、食べ物は分け合って食べると思っているのかなー。。　とりあえず、ま、いっか☆


それでも、爪ほどの大きさ分けていただけば、いただいたと思って満足して終わりにしてくれたので、ほっといたしました