だいぶ暖かくなってきました。クールビズとはいいながら、暑いものは暑い。ていうか、冷房の効いた屋内と、蒸し暑い乗り物の中、などのギャップが激しいとつらいです。だいたい、私ら子供の頃は、30℃といったら「真夏」だったのに、最近は6月から30℃などというのは、これって温暖化??
そこで、そろそろ扇子を持ち歩かなければいけません。
今日の扇子は、5~6年前に思い切り大人びた扇子にひかれて買ったもので、淡い緑の地に群雲と、椿が一輪描かれています。
椿の葉は、「たらしこみ」といわれる技法で描いたような感じになっています。
「たらしこみ」は、先に塗った絵の具や水が乾かないうちに他の色を落とすことで、にじみをつくる画き方で、俵屋宗達が使い始め、琳派の特色の一つになった技法です。
雲と、椿の葉のたらしこみは、金と銀を混ぜたような光る色が使われています。
銀は、どうやら本当に銀粉を使った画材のようで、年月を経て少し黒ずんできました。
それもまた、渋みのある味わいです。
そこで、そろそろ扇子を持ち歩かなければいけません。
今日の扇子は、5~6年前に思い切り大人びた扇子にひかれて買ったもので、淡い緑の地に群雲と、椿が一輪描かれています。
椿の葉は、「たらしこみ」といわれる技法で描いたような感じになっています。
「たらしこみ」は、先に塗った絵の具や水が乾かないうちに他の色を落とすことで、にじみをつくる画き方で、俵屋宗達が使い始め、琳派の特色の一つになった技法です。
雲と、椿の葉のたらしこみは、金と銀を混ぜたような光る色が使われています。
銀は、どうやら本当に銀粉を使った画材のようで、年月を経て少し黒ずんできました。
それもまた、渋みのある味わいです。
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