Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

紅枝垂

2012年11月21日 | 茶道
実家からお稽古へ。
美術館と買い物の寄り道をして。。。


お茶会を終えて、ふだんの炉の復習に戻っています。
先週は、分かっているつもりでお薄と濃茶がごっちゃになったり、台目と丸畳がごっちゃになったり、少々アワアワしておりましたが、お茶会終了2週目になって、だいぶ、感覚が戻ってきたカナ。

台目棚での濃茶、広間丸畳で水指棚を使った薄茶、丸畳で棚なしの茶碗披き。出席状況に時間むらがあって、あいまに3点前もお稽古できてしまいました
棚のお薄と棚なしの茶碗披きは、以前というかかなり最近までというか、私の二大ニガテお点前★
でもあるとき、柄杓の飾付を忘れるだけなんだと共通点に気づいて・・・

あっ、お薄のお点前、やっぱり柄杓を飾るのを忘れていました!!!



気、気を取り直し・・・

お菓子は、この季節のお楽しみ、源吉兆庵さんの「粋甘粛」、讃岐和三盆を。

茶花は、実家から紅枝垂の楓に、白の小菊と。
子供の頃から「ベニシデ」と家族が呼ぶのを聞いて育ちましたが、調べると「細葉の楓の紅枝垂れ」という位置づけ?
 紅葉景色
 紅枝垂

 


樹形から、さいしょから懸崖に入れるイメージで枝ぶりをよくよく吟味して切った甲斐あり、まぁまぁ格好よく入ったかな。

 

茶花は、仕上がりに枝ぶりの影響が大きいです。
枝ものはそれでもよく選べばよいけれど、草ものは、剪ってから時間が経つと起きてしまって形が変わってしまう。
あと・・・お席のあいだのものなので、開花時間、開き具合のタイミング、お花を知らないとこれが意外と難しい。根締めに効かそうと思ったら夕方閉じてしまったり、宵にならないと開かなかったり、莟のつもりがぱっと開いてしまったり、頻度の高い失敗ポイントです。

花は野にあるように・・・ まさに、ハードル高い!ということですね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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もみじ (赤坂うさぎ)
2012-11-23 07:55:31
結構決まっていますね。
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申し訳なくお恥ずかしく (ぴんくこあら)
2012-11-23 21:47:09
お目が厳しいですね。いつもお目汚しばかりで恐懼の限りです。
返信する

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