今日は有給をもらっていたので、午後から上野へ展覧会を見に出かけました。私の家からだと、出発が昼すぎでは美術館には3時。1ヶ所だけと諦めていたら、金曜日はなんと20時までとのことで、展覧会をはしごしました。
1つめは、国立西洋美術館、「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール - 光と闇の世界」展。
NHKの「日曜美術館」で見て、観たくなっておりました。ラ・トゥールは、名前と、絵のイメージだけは知っていたのですが、あらためて多くの絵を見ることが出来て感動でした。
晩年の作と認定されているという「荒野の洗礼者聖ヨハネ」のなんともいえない深みのある光が好きです。
それから、国立西洋美術館のミュージアムショップでいいもの発見。文庫サイズの革のブックカバーです。最近文庫本をあまり読まないので買わなかったけど、革が、手触りもいいけど、ミッドナイトブルーの色が最高。
文庫サイズの革のブックカバーをもし買うときはこれにすると決めました。¥2,300。
ミュージアムショップには、展覧会の入場券がなくても入れるので、お薦めです。
2つめは、東京国立博物館 平成館。
私は、ここのこの水の流し方とか、あるいは法隆寺宝物館のアプローチのようなフラットな水の配置とか、アプローチに水を使う美術館の設計はとても好きです。
展覧会は、
「 世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝」展。こちらもいい展示品が目白押しです。
ところで、このベルリンの至宝展に私とほぼ同時入場した男性が、とても気になってしまって。
小柄だけどなかなかカッコイイのですが、この方、彫刻などの展示品を180℃以上の方角からご覧になる。
私も同様に観るので、何度も行動が重なるので気づいたのです。
彫刻や彫像のような展示品はたいてい、なるべくあらゆる方向から観られるように配慮されて展示されています。ところが、きちんと後姿も横顔も斜め後ろからの姿も観る見学者は少ないです。とてもモッタイナイと思うのだけど。
ところが、この人がきちんと見るばかりか、これが実に鋭い視線で観る。そしてそれが彫刻モノばかり。絵などの二次元の展示品は、けっこうさっさと行ってしまうんですよね! そこで私と距離が開く。ところがまたレリーフなどでじっくりご覧になっているので、また近づく。
それで絵にはあまりご関心がないのかなと思ったら、ずーーーっと一通り観たあと、引き返してご覧になっている模様。それももしかして順不同に?
というのが、気が付くとこんどは順路の後ろや前で、絵をご覧になっているのです。
その、二次元美術と三次元美術での関心の差はどのような? それになぜそんな鋭い視線で??
まず間違いなく社会人と見られる年恰好、私より5歳くらい上だと言ってもおかしくない感じですが、ゴールデンウィーク中とはいえ平日の夕方。服装は、ビジネスにも見えないことはないけれどもどちらかといえばカジュアル系?
あー! どういう人なんでしょう、この方!?
と気になって、機会があれば出たところで声をかけてしまおうか…と思っていたのですが、けっきょく私のほうが先に会場を出たようで、図録を買ったり、ライトアップされた本館(上の写真)に見とれて写真をとったりしていたのですが、その後はとうとうお会いできませんでした。残念。
1つめは、国立西洋美術館、「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール - 光と闇の世界」展。
NHKの「日曜美術館」で見て、観たくなっておりました。ラ・トゥールは、名前と、絵のイメージだけは知っていたのですが、あらためて多くの絵を見ることが出来て感動でした。
晩年の作と認定されているという「荒野の洗礼者聖ヨハネ」のなんともいえない深みのある光が好きです。
それから、国立西洋美術館のミュージアムショップでいいもの発見。文庫サイズの革のブックカバーです。最近文庫本をあまり読まないので買わなかったけど、革が、手触りもいいけど、ミッドナイトブルーの色が最高。
文庫サイズの革のブックカバーをもし買うときはこれにすると決めました。¥2,300。
ミュージアムショップには、展覧会の入場券がなくても入れるので、お薦めです。
2つめは、東京国立博物館 平成館。
私は、ここのこの水の流し方とか、あるいは法隆寺宝物館のアプローチのようなフラットな水の配置とか、アプローチに水を使う美術館の設計はとても好きです。
展覧会は、
「 世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝」展。こちらもいい展示品が目白押しです。
ところで、このベルリンの至宝展に私とほぼ同時入場した男性が、とても気になってしまって。
小柄だけどなかなかカッコイイのですが、この方、彫刻などの展示品を180℃以上の方角からご覧になる。
私も同様に観るので、何度も行動が重なるので気づいたのです。
彫刻や彫像のような展示品はたいてい、なるべくあらゆる方向から観られるように配慮されて展示されています。ところが、きちんと後姿も横顔も斜め後ろからの姿も観る見学者は少ないです。とてもモッタイナイと思うのだけど。
ところが、この人がきちんと見るばかりか、これが実に鋭い視線で観る。そしてそれが彫刻モノばかり。絵などの二次元の展示品は、けっこうさっさと行ってしまうんですよね! そこで私と距離が開く。ところがまたレリーフなどでじっくりご覧になっているので、また近づく。
それで絵にはあまりご関心がないのかなと思ったら、ずーーーっと一通り観たあと、引き返してご覧になっている模様。それももしかして順不同に?
というのが、気が付くとこんどは順路の後ろや前で、絵をご覧になっているのです。
その、二次元美術と三次元美術での関心の差はどのような? それになぜそんな鋭い視線で??
まず間違いなく社会人と見られる年恰好、私より5歳くらい上だと言ってもおかしくない感じですが、ゴールデンウィーク中とはいえ平日の夕方。服装は、ビジネスにも見えないことはないけれどもどちらかといえばカジュアル系?
あー! どういう人なんでしょう、この方!?
と気になって、機会があれば出たところで声をかけてしまおうか…と思っていたのですが、けっきょく私のほうが先に会場を出たようで、図録を買ったり、ライトアップされた本館(上の写真)に見とれて写真をとったりしていたのですが、その後はとうとうお会いできませんでした。残念。
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