頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

ペレット団子の様な物。

2013-11-05 00:12:37 | 食事のこと
今流行りの偽装表示です。
今回私が作ったものを果たして「ペレット団子」と呼んでいいものか甚だ疑問であります。
今のうちに、深い遺憾の意を表明し、お詫び申し上げます。

ペレット団子とは、硬いものが食べられなくなってきたハムスターの為の介護食です。こがねさんの様子を見ていると、野菜やペレットを一応口にはするものの、そのあと頬袋から出して放置していたり、食べる力が極端に落ちているようなのです。更にハムスターは、空腹状態が続くと、ますます何も食べられない体になっていくといいます…。

こうしちゃおれないと思い、あちこちで作り方を調べ、聞きかじった知識で「ペレット団子」を作ることにしたのです。



最初に、シリコンスチーマーで加熱したカボチャとベビーキャロットをすり鉢で潰します。潰し始めてからわかったけど、ちゃんと皮をむいておくこと。カボチャの皮は潰せません。
潰しそこねたカボチャの皮を取り除いたら次のステップへ。ここまではとても美味しそうな香りがします。



ここでペレットを投入…一気に独特な香りが鼻をつきます。
聞いた話ではハムスターセレクションはあまり水分を加えすぎるとベチャベチャになるとのことだったので、なるべく野菜の水分のみで作ってみようと思いました。



ペレットを潰すのは、はじめのうちはコリコリっとしていて楽しいのですが、次第に疲れてきます。水代わりにスタミノールを加え暫く練った後に、たんぽぽ、おおばこ、ペットミルクを加えてまた練ります。おわかりいただけただろうか、いつも食べているものを一緒くたにしただけである…。



手で丸めると雑菌が繁殖しそうなので、スプーンで簡単に成形しました。これで一応出来上がり…なのか?取り敢えず、こがねさんに味見していただくことにしました。

スプーンに乗せたペレット団子を差し出すと「この団子を作ったのは誰だあっ!!」と、海原雄山並に怒り狂うかのごとく団子を鼻で払い除けました。更に「女将を呼べっ!!」とばかりにスプーンにガジガジ齧り付きます。あわわわわわ、これ完璧に失敗したかも…。



一旦スプーンを下げ、怒りを沈めていただいてから、改めて皿に乗せたペレット団子を餌皿の近くに置きます。なにやら気にはしてるものの…。



ガン無視です。

失敗の原因としては、こがねさんは生のカボチャは大好きだけど、加熱したものは大嫌いということを失念していたことかもしれません。
(尤も、他にも大きな原因はありそうだが。)
というより加熱した野菜全般が嫌いなので、そうするとペレットに野菜を混ぜて団子にするのは難しいかもしれません。ふやかしたペレットだけを与えるか…それよりも、空腹故に自立しての食事が困難なら、やはり強制給餌という手を採る他無いかもしれません。
観察していると前脚の力がかなり落ちているので、前脚に餌を持って食べるというハムスターの食べ方が出来なくなっているのかと思います。

夜が明けたら、こがねさんを再び動物病院に連れていきます。あとペレット団子についても勉強し直します。

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