前回10月14日に、クロマダラソテツシジミの記事を載せたが、その後通りかかるとチェックしていたのだが、だんだん見かけなくなってきてしまった。
そして数日前、やはりクロマダラソテツシジミは見つけられなかった。
ところが、葉の上に何か違和感を感じ近寄ると・・・・
茶色の幼虫が中央と上の方にも見える。
やはり産卵に来ていたのだ。
よく見ると数えきれないくらいの幼虫がいた。
大きさが若干違って、色もさまざまである。
少し拡大してみる。
色がずいぶん違う。
これだけ幼虫がいると、ソテツの新しい葉はだいぶやられてしまい、地方によってはソテツの害虫として駆除が大変と言われているのもわかる。
この写真の中でも幼虫はかなりの数である。
ただ、越冬は出来ないので、蛹になって全て死んでしまうようだ。
そして来年また、越冬のできる沖縄地方などから、何世代かに渡って北上しこの辺りにも来るのだろう。