かわいい動物の物語、「ウルルの森の物語」。
船越栄一郎さんが主演で、子供と動物が出てくる、まさに冬休みにうってつけの映画。
試写会会場には、高校生くらいの子や小学生もいて、
後ろに座ってた子なんかは、顔はみてないけど、いまどきの高校生な感じだった。(しゃべり方がね)
なんとスペシャルゲストで、船越さん、長沼監督、ウルルと調教師さんが来てくれた。
後ろの高校生は、
「あれ、ふなこしじゃねぇ??↑」
「ははは、そうだそうだ。」
といったしゃべり方をする、やっぱりいまどきの子。
舞台挨拶が終わり、始まってみると、やっぱり子供だましだろうな。。という予測通りの展開。
こんな映画じゃ泣けないよ大人は。
と大人を気取ってみたりした。
途中、泣かせるシーンが出てきた。
「泣かせるシーンだよ。。。」
純情さを忘れた大人が思っている頃、
隣のたぶん高校生くらい、の女の子が目をぬぐう仕草をしているのが横目で見えた。
もう・・・若くないんだな。。私。。
と再確認した。
途中、「丹波哲郎の大霊界か。」とタカトシバリの突っ込みを入れたくなる不自然なシーンが入っていて、
あのシーンはいらないな。とかまた純情さを忘れた大人の私が頭を覗かせてきた。
ただ・・ただ・・・だ。。。。
ラスト、
もう子供と動物のふれあいの映画なら、絶対に訪れるお決まりのシーン。
子供と動物との別れ。
もうさ~、そうなるのわかってるし。
あんたたち、一緒に暮らせないんだから。
とまたもや大人の私が顔を出す。
それがだ~~~~!!
クライマックスの感動シーン。。。
泣いちゃいました。。てへっつ
出てくる動物はウルフドッグという、狼の血が入った犬なのだけど、
狼という設定なのね。
で、ラストのシーン、
子供と狼の別れるシーンでは、
その狼が、
うちのチビと重なってしまって。。
ぜんぜん違うんだけど、見た目はね。
なんかドゥ゛ァ~~っと感極まってしまいました。
情けない。。
分かっていたのに。。どういう結末になるかも。。。
左隣のおばちゃんも、途中の泣かせるシーンでは、大人の女を演じていたけれど、
ラストシーン、私と同様にやられていた。
残念。。
はしが転んでもわらう年頃だと、おじいちゃんに言われていた頃が懐かしい。
泣かせるシーンで泣かず、泣かせるシーンだ、と冷静に思ってしまう私は。。。
かわいそうな人間だな。。
これが大人か。。。
なんて思ってしまうのでした。