今回の北海道唯一のツアー参加。
知床五湖はガイドをつけないと入れないらしいので、なんでも自分でやりたい性格ではあるが、ここはお任せすることにした。
人生初のスノーシューなるものを履き、いざ出陣。
接地面積が広く、地面にかかる圧力が軽減されるので、雪に足が埋もれにくい仕組みになっているようだ。色々考えられてるんだなあ。
湖というからには、凍ってるんだろうな、結構滑るのかなと思っていると、そこはただの真っ白な大地だった。
そりゃそうだ。
凍った上に積雪に次ぐ積雪があり、木が生えていないから湖だと判断するしか術がなかった。
知床では記録的な豪雪があったにも関わらず、今日は晴れ間が広がり、2m近く積もった新雪の上を歩くのは、非常に爽快だった。
地味に先頭にたって足あとを残していくのも気持ちいい。
動物自体はあまりいなかったが、足跡や摂餌痕などがあり、また違った楽しみ方ができた。
午後からは接岸した流氷の上を散策。
海に入ることもでき、流氷とともにプカプカと浮いていた。
これも晴れていたからこそできたこと。本当についている。
少しでも自然が牙を向けば、ひとたまりもなかっただろう。
そうなるのを解決する術はない。
人間はただ、いい天気になることを祈ることしかできない。自然には逆らえない。
自然の偉大さ、人間の小ささを北の大地にて全力で実感している。
Q.E.D.
キツツキの仕業
半島から見るとかなり近づいてきているのが分かる
キツネがでかい。北のやつは大体でかい。
壊れかけの流氷の上を歩けた
恒例の夕日