今日は三月三日のひな祭りですね。女の子の節句ということで、私には関係のない行事ですが、なんとなく春めいて浮き浮きした気分にさせてくれるものであります。
ひな祭りといえば、やはり甘酒ですね。白くて甘い味わいには春を感じさせてくれるところのある飲み物でございます。
でも、私的にはどうせ飲むのなら、もう少し澄んだお飲物を頂きたいところでございます。
そう、澄んだ甘酒といえば、日本酒でしょうか。まだまだ朝夕は冷え込むこの季節、熱燗なんかたまりません。おちょこでぐっとあおると、ひな祭りじゃなくても、幸せな気分になれること請け合いでございます。
ただ、欲をいうなら、もうちょっと勢いというものが欲しいところでございます。
澄んだ甘酒より勢いのある飲み物といえば、やっぱり焼酎を六:四で割ったお湯割りなんか最高でございますね。
おちょこなんて、まどろっこしいことは止めて、ここはひとつぐい飲みでいきたいところでございます。
お湯割りで勢いがついてきたら、今度はウィスキーなんぞを、生でやりたいものでございます。
ショットグラスを十個ぐらい並べておいて、端から順番にぐいぐいといっちゃうなんて、想像するだけでたまりません。
喉の粘膜をヒリヒリと焼きながら、アルコールが滑り降りていく感触は、我々アル中にとっての憧れでございます。
最後の一杯を空けるころには、もうグラスを持つ手もヘロヘロで、全身の血管のなかをムズムズとアルコールが駆けめぐり、立っていることもやっとのことでしょう。
こうして正しい何かの記念日が終わりをつげるわけです。
ひな祭りに限らず、毎日が何かの記念日なら良いのに──そんな妄想を膨らませながら、今日も断酒の日を過ごしています。
ひな祭りといえば、やはり甘酒ですね。白くて甘い味わいには春を感じさせてくれるところのある飲み物でございます。
でも、私的にはどうせ飲むのなら、もう少し澄んだお飲物を頂きたいところでございます。
そう、澄んだ甘酒といえば、日本酒でしょうか。まだまだ朝夕は冷え込むこの季節、熱燗なんかたまりません。おちょこでぐっとあおると、ひな祭りじゃなくても、幸せな気分になれること請け合いでございます。
ただ、欲をいうなら、もうちょっと勢いというものが欲しいところでございます。
澄んだ甘酒より勢いのある飲み物といえば、やっぱり焼酎を六:四で割ったお湯割りなんか最高でございますね。
おちょこなんて、まどろっこしいことは止めて、ここはひとつぐい飲みでいきたいところでございます。
お湯割りで勢いがついてきたら、今度はウィスキーなんぞを、生でやりたいものでございます。
ショットグラスを十個ぐらい並べておいて、端から順番にぐいぐいといっちゃうなんて、想像するだけでたまりません。
喉の粘膜をヒリヒリと焼きながら、アルコールが滑り降りていく感触は、我々アル中にとっての憧れでございます。
最後の一杯を空けるころには、もうグラスを持つ手もヘロヘロで、全身の血管のなかをムズムズとアルコールが駆けめぐり、立っていることもやっとのことでしょう。
こうして正しい何かの記念日が終わりをつげるわけです。
ひな祭りに限らず、毎日が何かの記念日なら良いのに──そんな妄想を膨らませながら、今日も断酒の日を過ごしています。