気付き

最近、断酒の自助会で知ったのだけれど、今は依存症で病院に行っても、簡単には入院させなくて、通院で節酒しながら経過観察する方向にシフトしているそうです……昔はとりあえず、入院。家族同意で強制入院……
それを聞いた時……ああ、そりゃ節酒で通院・入退院を繰り返す――方が病院も儲かるし。なんて思ったのですが……
省みて自分のことを考えてみると……いきなり精神病院に放り込まれて、断酒しなきゃ死ぬぞ！　って威されても、断酒なんかしなかったろうなぁ……ということ。
やっぱり自分で「こりゃ、駄目だ――志村けんのギャグじゃない――」と気付かなきゃ、断酒なんてできないよね。

いやね、やっぱり今まで飲んできたから――類は友を呼ぶで――知り合いにちょっとお酒が過ぎる人はいるわけですよ
そいつらのことを考えたら、こちらがダメだ、と判断して強制入院させても、恨まれることはあっても、お酒はやめないだろうなぁ……と気付いちゃった、訳です。

――というのも、自助会には入院して見学に来る人がチョコチョコといらっしゃるわけですが、もう皆さん同じ――「オレはあんたらとは違う！　そこまで酷くない」と判で押したようにおっしゃる訳です。
ホントは早いうちに辞められるものなら辞めてもらったほうが良いと思うんですが、もう面倒になってきて、どうでもいいや！　なんて思っちゃう……
どんなに否定されても、お酒無しで生きていくことは可能だし、それはそれで、そこそこ――この「そこそこ」がクセモノだったりするわけですが――幸せだったりするわけです。
お酒を飲まないからといって、人生の諸々が解決するワケじゃないし――もちろん、飲んでも解決しない――楽しいことも苦しいことも同じように存在するワケですが……

最近は飲酒運転で捕まると、自動的に病院を受診するようになっているらしい……
らしい、というのは誰がどういった理由で受診しているのか、医療機関の守秘義務で公表されないから……
私は、自慢じゃないけど、飲酒運転はしなかったなぁ……一度バイクでやったけど、死にそうな思いをしたもんで、飲酒運転はしないと決めていた……酔っぱらいの勝手な理屈……
でもね、これだけ飲酒運転で厳しく罰せられるようになっているのに、まだ飲んで運転する人は、ほとんど病気ですよ、やっぱり。
というわけで、長くなりそうなので、今夜はここまで、続きは……多分、無いと思うけど……写真は雑草の枯れ葉が黄色く花のように見えたので撮影。色味がイマイチですね。
それでは、ごきげんよう。