今の若い人は、収入を多く得ることよりも、趣味や勉強の時間に費やすこと等の、人生を有意義に過ごすことが出来ると思える、ワークライフバランスを重視して職業を選択する傾向が強まってきていると云います。
例え高給でも、仕事以外の時間の無い職業は、敬遠されるそうです。
最近では、インターネットの普及により、各職業の実態を表した動画も多く、若くて経験の少ない人間でも容易に実態把握を行うことが可能になりました。
実際の動画を観ても、かなり実態に即した内容のものが多く、何個か動画を視聴するだけで、会社に入社しなくても、事前に勤務が続けられるかどうかの判断はしやすいと思います。
少なくとも、我々アラフォー、アラフィフ世代の若い頃よりは、職業のミスマッチは起こりにくい「環境はある」と感じます。
高給を獲得する手段は、2通りしか世の中にはなく、1つ目は営業職で2つ目は長時間労働です。
スキルアップも、上記の2つの価値が上がるものでないと、給与になかなか反映されないと思います。
バス運転士の場合は、長時間労働の典型例で、スキルアップで最も給与に反映されるケースは運転技術で、路線バス→高速バス→観光貸切バスと云うモデルが代表的と感じます。
資格取得等も、入社面接の際に評価されるものとしては、運行管理者資格の評価が高く、運行に関する法律をある程度知る者として、採用に際して安心感と「言い訳」を与えることが出来ます。
この「言い訳」を与えることが、人間関係を円滑にする上で非常に重要になります。要するに、相手の肩の荷を軽減させてあげる配慮が大切と云っているのです。
例え、採用者が採用で期待はずれに終わっても、運行管理者の資格があったから期待したと云う「逃げ道」を与えることが必要なのです。
しかし、高給を目指す場合は、ほぼどの職種でも実態として長時間労働から逃れることはできず、ワークライフバランンスを考慮するならば給与の面をある程度妥協する考え方が必要になります。
もしも、その事に納得を頂けるのであれば、「自動車教習所の教官」などは最適なように感じます。
給与の面は、バス運転士よりも年収にして50万円から100万円ほどダウンしますが、自分や家族のための時間を確保することは容易になりますし、ある程度の専門職であることから社会的地位も安定します。
ストレスについても、最初の1、2年は仕事を覚えたり、教官の資格を取得したりで大変かと思いますが、3年目からはワークライフバランスを考えた働き方が他の仕事よりも容易になると推察します。
地元や地方で安定的に過ごしたい方にはもってこいですし、バス運転士の経験が多分にいかされると感じます。
若い人やバス運転士を3年以上経験し、ワークライフバランスを重視したい人は、検討してみる価値はあると思います。
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