「面白かった~♪」という「にこにこ感」だけが残っている「ひとこと感想」その6。
タイトルの「アイ」には、「愛」「AI(=人工知能)」「I(=私)」という3つの意味が、込められているのだとか(wikiより)
既に実現しつつあるくらい?「間近な近未来」の大企業による実験都市(けっこう田舎?)で、「転校してきた女子高生」実は「未完成AIアンドロイド」と、地元の高校生たちとの間に起こるドタバタ青春群像劇とでもいうべき作品(^^;
観始めたら、新型のジェットコースターに(ほんとは苦手なのに)知らずに乗ってしまったようなもので、どんどんスピードは上がるわ、突然「驚愕」させられるわ、思わず映画館内で声を出して笑ってしまった場面もあって…
考えさせられるような内容も、シミジミするはず?のシーンも、絶体絶命!?のピンチさえ、ちょっとピントのズレたAI少女(シオン)の勢いに吹っ飛ばされてしまう。
でも、私はこのアニメーションがすご~く気に入った。 私がこれまでに観た映画やアニメーションには、これほど手放しの「AI賛歌」はなかったと思うから。
「AI」というのは「どこかで人間の手には負えなくなる」モノというイメージが、程度の差はあれ、これまではどんな作品からも感じられた(と思う)。 そういう先入観が私自身の中にもあったのを、初めて指摘された気がした。私自身は、実は「ロボット大好き」な人で、「アナタの好きな映画って、1がロボットと動物、2がこども、3,4が無くて、5がようやく(人間の)オトナだもんな(笑)」なんて、友人から言われたりしてるのに…
ちょっと距離を置いて見てみると、ポンコツ?アンドロイド、AI開発企業内の競争や確執、シングルマザーの子育てもあれば、高校生の間での誤解・陰口・無視、ヨクワカラナイようなネット空間… それらがごちゃ混ぜの中で「ミュージカル」のように歌い出すシーン続出(^^; 劇中劇のような別のミュージカル・アニメーションまで観られるという、「おもちゃ箱をひっくり返したような」賑やかさで、観る人の好みが別れそうな気はしたけれど… でも…
こーゆう底抜けの明るさに、少なくとも自分は出合いたいと本気で思っていたのだろうと。観にいくことを勧めてくれた友人に感謝した1本。
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