観終わる、読み終わる… と
いつも一瞬、ハッとする。
「そうかあ… そういえばそうだったっけ…」
ダニエル・クレイグの007も
高野文子の「るきさん」も
そういう意味では同じこと。
観てる間、読んでる間は
「自分の現実」は、きれいさっぱり
あらゆるトコから、消えてしまってる。
「忘れる」んじゃなくて
「存在しなくなる」レベル。
なので「夢じゃない夢から覚めた」私は
いつも少うし、がっかりする。
また「続き」を
やらなきゃいけないんだ…
今の私は、昔と違って
ごく安楽に暮らしているのに。
無意識のうちに「耐えてる」ことなんて
なんにもなくなっちゃったのに。
それでも「はっとする」 そして
ちょっと気分が沈んでくる…
それが、私という人間なんだと
最近になって、やっと気づいた。
神サマが、私に下さった贈り物。
ここまで私を支えてくれた
貴重なギフト…
ほんとは途中で、「現実」の方が
大事になったらよかったのかな。
ううん、そんなことない。
今でも私は、とても大切に思ってる。
酩酊させてくれるものにヨワイ
いつもそういうモノを探してる
困った自分ではあるけれど…
このギフトは、そういう自分と
対になってしか
与えられなかったのかも…
今となると、そう思ってる自分もいる。
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