家族二人が船旅で居ないのをこれ幸いと、ヒマにまかせて
これまで全然馴染みのなかった「日本の古典文学」に
ちょっかいを出してみたものの・・・
ヒョンなことから読み始めた「窯変源氏物語」(橋本治)とは水面下での大ゲンカ?になり
聖子小母様のソプラノに慰められて、なんとか気を取り直し・・・の繰り返し。
それでも、そろそろゴールが見えてくる・・・という所まで来たら
その後はチンタラ、足引きずっては立ち止まり・・・を
いまだにやってて、テープが切れない状態です(^^;
そんなジタバタドタバタを、(例によって)のんべんだらり日記ブログに書きました。
ショーモナイことをダラダラグチグチ書いてるだけですが
興味のある方(何に対する興味かは不明)は、どうぞ覗いてみて下さい。
(最初に読んだ「方丈記」についても、一応載せてあります)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53578364.html「ヨウヘン源氏を読んでます~」
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53595693.html「『田辺聖子の源氏がたり』も届きました~」
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53751091.html「” 宇治十帖” まで来ました~」
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53390466.html「『源氏物語の女性たち』と” 留守番ネコ” 人生の関係は?」
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53362414.html「『私の方丈記』(三木卓)」
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53795877.html「”宇治十帖”は仕切り直しに~」
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53848533.html「『窯変源氏物語』読み終えました(ばんざーい!)」
あとね、単純なんですけど、光源氏は女の敵というか、嫌なヤツと思って読んでいました。一人称だったのですね。忘れてた・・・・;;;。←当時もこの感じ方は変なのではと思っていたと思いますが、多分、窯変じゃないのを読んでも作者の紫式部のことは、あまり好きになれないような気がしています。
『方丈記』がジャーナリストの文章というのには目からウロコ。再読したくなりました。
>光源氏は女の敵というか、嫌なヤツと思って読んでいました。
>紫式部のことは、あまり好きになれないような気が
きゃ~仲間仲間(^^)
正直そう思いますもん。
(このMeTooの時代、女性だったら多かれ少なかれ
そう思うんじゃないかなあ)
なので、もう「千年前と今との『常識』の違いなんだろな~」って
自分に言い聞かせながら、読んでました(^^;
「窯変」については、(光源氏の一人称にはビックリ仰天!でしたが)
不思議なことに、たとえば田辺聖子さんの「源氏物語」なんかと
全然別モノって感じでもないんですよね。あれほど違っていても。
だから「女の敵」みたいに見えるのは
「窯変」のせいじゃないと私も思いました。
でも・・・聖子さんは源氏のことを「女の敵」とは思ってない。
「でも、そうおっしゃる読者の方にもお会いしました」って(あはは)
紫式部については(読んでる途中で)
時々「人の悪さ」みたいなものを感じることがあって
でも「作家の眼」ってこういうのかな~って思うと、急に
千年も前の人じゃないような気がしてきたり(^^)
『方丈記』については、災害の記述があの時代の「記録」として
今でも参考にされたりするって、後から聞きました。
失われた時を求めては文庫で何冊分ですか?
読んでみたいと思うのですが、私には難しいかな。面白いと思いながら読んでいたチボー家の人々を挫折したことがあるので(^-^;。
なんか・・・長年(じゃないのに)抱えてた課題をなんとか片付けた?
みたいな気がしました。(いや~解放感があったので~)
「失われた時を求めて」は、今検索してみたら
源氏物語じゃないけど、色んな方の翻訳(超訳?)とかもあるみたいで
文庫だと13~14冊?くらいなのかな。
その気になれば(時間があれば)どんな本でも読めますよね。でも・・・
難しいとかなんとかより、面白い(興味が持続する)かどうかは、やっぱり
問われる気が(私は)します。(書いた人の責任やわ~絶対って(^^;)
チボー家は学生時代に読んで、面白かった記憶があるんですが
あれも前半が良かったのよね。
どーして後半、みんな?退屈になるんやろ・・・って
私はこの手の?ほんを読むたび、いっつも不満に思ってました。
でも、当分「長い」古典は避けるかも~(^^;
やっぱりエネルギー要るんだって痛感したので。
でもでも、そんなこと言っても
「古典文学」には誘われるモノがありますね。(だらだらレスでスミマセン)