町並み交流館商家を出ると、すぐ並びに私たち夫婦の好きな河童が目に付いた。
昭和40年から続く老舗和菓子店「あけぼの河童菓庵」で、お店の前には
たくさんの河童たちが出迎えてくれた。初代の河童好きが高じて屋号にも入れたそうだ。
店の周囲にもいろいろな河童の石像が並んでいる。
河童好きの私たちは写真を撮りまくった。
今回の旅は、河童のいる町を選んで訪れた訳ではないがよく出会った。
河童好きは、子どものいない夫婦だからということもあるが
妻が仕事でなめられた行為を受けて悲しんでいた時、
「河童になって負けといてやれ」と自分がやってきた我慢法を
明かしたことをきっかけに妻も乗り越えてきたことに由来する。
ある意味、河童が私たち夫婦の守り神となって守ってくれているように思え、
姿は見えなくても、私たちの周囲に絶えず付いてくれており、
美味しいお店に案内したり、危険をそれとなく避けたりしてくれている。
買物をしなかったので店内へは入らなかったが、河童のおひな様も見たかったなあ。
妻も「かっぱ九千坊」を買えばよかったと言っている。
参考:あけぼの河童菓庵