控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

秋の奥日光⑦ 奥日光から帰宅の途へ

2016-12-11 13:53:00 | 秋の奥日光ハイキング

紅葉シーズン真っ只中の奥日光にやって来た。


奥日光の 最も奥に位置する「湯元温泉」から、入口である「中禅寺温泉」まで、約16kmの道のりを 歩いて 観光した 今回の旅。

まずは、湯元温泉街の外れにある 源泉地を訪れ、

湯ノ湖へと出る。

湯ノ湖に沿って 整備された遊歩道を進み、

大迫力の「湯滝」へと出る。
そして、戦場ヶ原方面へと足を運ぶ。
途中、泉門池で休憩し、

一旦、戦場ヶ原の奥に広がる「小田代ヶ原」へと向かう。

こちらは、カラマツの紅葉が美しい。
初めて訪れる 小田代ヶ原。
その後、戦場ヶ原へ。


戦場ヶ原から眺める 男体山。
そして、竜頭の滝へ。


ゴールの中禅寺温泉を目指し、中禅寺湖沿いの遊歩道を ひたすら歩く。

湯元温泉から 約16km歩き、中禅寺温泉に到着。

ここからは、バスに頼る。
中禅寺スカイラインを上った先にある展望台より 中禅寺湖の絶景を眺める。

再び 中禅寺温泉に戻り、華厳の滝へ。

そして、現在14:10すぎ、

14:30発のバスで帰路に着きたい。

しかし、東武日光駅へ行くバス乗り場には、既に大行列ができている。


そこで・・・


1つ 手前 のバス停から乗車してみる事にした

大行列ができているのは、中禅寺温泉バスタ-ミナル。
だが、14:30発のバスは、中禅寺温泉が 始発ではない
バスは、湯元温泉からやって来る。

ゆえに、1つ手前のバス停から、一足早く バスに乗ってしまおう!というワケだ。
少々ズルいが、これまでの旅の経験より学んだ“知恵”である。

案の定、1つ手前のバス停に並んでいたのは わずか1人。
彼も 同様の理由で このバス停にいるのだろうか?


それはさておき、目の前の道は渋滞している。
「下り いろは坂」の渋滞が ここまで延びてきてしまっている。
この渋滞が、最悪 中禅寺湖を過ぎて、戦場ヶ原の方まで達したりするのだから驚き。

そうなると、バスのダイヤは乱れる。

ハンパなく乱れる。

でも、それが奥日光。

恐るべし、奥日光。



14時半近くになり、バスがやって来た。

もしかしたら、1本前のバスが遅れてやって来たのかもしれないが、それは どうでもよい。

とりあえず、余裕で座れた。

バスは、大行列が待ち構えている 中禅寺温泉バスターミナルへと入って行く。

案の定、車内は 一気に大混雑。
座席はもちろん、通路も 立ち客で ごった返す。

この状態で、いろは坂を下るのか・・・

1つ手前のバス停から乗らなきゃ、自分も 立ち客の1人になっていたかもしれない。
いや、このバスに乗る事すらできなかったかもしれない。
乗り切れなかった人は、問答無用で次のバスとなる。

超満員のバスは、いろは坂に差し掛かる。
しばらくは ノロノロ運転だったが、ある程度下ると、スムーズに流れ出した。

やはり 平日。
道路の混雑は たいした事ないようだ。

思ったより早く、いろは坂を走破できた。

だが、車内は 引き続き大混雑。
そのほとんどが 東武日光駅かJR日光駅まで乗車すると思われる。
それゆえ、市街地に入っても ほとんど下車する客はいない。

バス停に人がいても、これ以上の乗車ができないと、
「満員ですので、次のバスをお待ち下さい。」
と、無情のアナウンスとともに、バス停を通過する。

たまたま、下車する客がいたバス停で待っていた人は、運良くバスに乗れる。

もはや、バスに乗れるかどうかは 運まかせ状態


そんな中、ここまで比較的スムーズに走行していたバスがピタリと停まってしまった。
どうやら、ここから数キロ先の “神橋交差点”を先頭に渋滞している模様。

いろは坂よりも、市街地の渋滞の方が酷かったのだ。

結果、通常40分程のところを 1時間10分 程 かけ、東武日光駅に着いたのは 15:45。

乗ろうとしていた 15:36発の「区間快速・浅草行き」の電車に 間に合わなかった。

仕方がないので、15:51発の「下今市止まり」の列車に乗車。

15:51東武日光→(東武日光線・普通)→16:00下今市

2両編成の列車は、立ち客もいる混雑ぶり。
にもかかわらず、わずか2駅先の「下今市駅」で終点。

理由は、鬼怒川温泉方面からやって来る特急列車に接続する為の列車だから。

もちろん、自分は特急列車に乗り換えたりはしない。
下今市駅で一旦 改札の外へ。

次の “特急列車ではない”上り列車は、16:52発の区間快速・浅草行き。

1時間近くもある

せっかくの空き時間だ。
この時間を利用して、食事ができたら ありがたいが、何かないかな・・

特急や快速列車の停車駅でありながら、駅前は 寂しい雰囲気。
単に、日光方面と鬼怒川温泉方面の分岐点というだけで、街自体はそれ程 大きくはない。

20分くらい さまよっていると、

弁当屋発見!

ほっかほっか大将


“ほっかほっか亭”とは違うのか?

どうやら 違うらしい。

でも、ありがたい。

1時間近くもあって、何もネタがないのは、ブログ的にも悲しい。

何を頼むか・・・

やはり、店名にちなんだ 大将弁当 が ネタ的には良い。

注文を受けてから作っているようで、予想以上に 時間がかかった。

次の列車まで 1時間近く と言っておきながら、逆に 時間が足りなくなってきた。

“できたて”をすぐにでも食したいところだが、まずは駅へ。

ホームのベンチに座って 食べようかと思ったら、すぐに列車がやってきた。
発車時刻まで まだ10分以上あるというのに。

かろうじて、ボックスシート(4人分)を1人で利用できるくらいの乗車率だったので、車内で弁当が食べられる。


大将弁当

店名にちなんだ名前の弁当。

どんな感じなのか?

大将 ですよ!


フタが完全に閉まらない程のボリューム。


その中身は?


揚げ物 ド~ン!

大将って感じですな。

これで、税抜き 500円

余談ですが、今回の旅が実現できたのは、勤務先の会社で 今年入社したにもかかわらず、なぜか“大将”と言う あだ名がついた方の協力があってこそ。

その事に感謝しつつ、日光を後にする。

16:52下今市→(東武日光線・区間快速)



おわり?





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