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以下、ムジカ公式ブログの本文です。
『基礎資料集9 積層コンデンサー』の続きです。
基礎資料集では一般的な電子部品の特徴ではなく、
電子部品を『オーディオ用に使用した場合』の
特徴や注意点にしぼって書いています。
積層コンデンサーのメリットはノイズが減ることだけではありません。
それ以上のメリットは積層フイルムコンデンサーにあります。
フイルムコンデンサーはオーディオ用コンデンサーの万能選手で
唯一の欠点は大容量になるとボディが大きくなることです。
フイルムコンデンサーの場合は
前回の2枚の金属板にあたるものが
絶縁物であるフイルムの両側に蒸着された金属(主にアルミ)です。
大容量にするため長いフイルムを用意し
それをくるくる巻き上げることでスペースファクターを上げています。
そのためフイルムコンデンサーは筒状のものが多いのです。
この状態は金属部分が巻かれているのですから
コイルとしての特徴を持つようになります。
コイルの特徴は周波数が高くなるほど
インピーダンスが高くなるというものですが
コンデンサーは周波数が高くなるほどインピーダンスを下げるものです。
つまりくるくる巻き上げてあるフイルムコンデンサーは
数十キロヘルツまではコンデンサーとして動作しますが
だんだんとインピーダンスが下がらなくなり
さらに周波数を上げるとインピーダンスが上昇していくのです。
こんなコンデンサーをノイズカット用に使用したら
非常に高い周波数のノイズには効果がない回路になってしまいます。
そのためセラミックコンデンサーを並列に接続し
高域のインピーダンスの上昇を抑えたりするのですが、
そもそもコイルの成分がなく
純粋にコンデンサーとしてだけ動作するコンデンサーがあれば理想的です。
積層フイルムコンデンサーは積層構造によって容量を増やします。
くるくる巻きませんので理想的なコンデンサーとなり得るのです。
次回に続きます。
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