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7月のイベント『真空管アンプで試聴会』 vol.4

2019-07-09 | イベント
『7月のイベント『真空管アンプで試聴会』 vol.3』の続きです。

7月のイベントでは50年前のドイツ・シーメンスのフルレンジと



現代のスピーカーであるドイツ・クアドラルのロジウム200を



新製品の真空管アンプ ムジカ・ラコルタシリーズで鳴らし比べを行います。



今日は平面バッフル型スピーカーのセッティングについてです。

シーメンスのフルレンジスピーカーは平面バッフルに取り付けられています。

箱型のスピーカーではスピーカーユニットのコーン紙が前後に動くとき、

それを引き留めるような逆向きの空気の圧力がかかり微細な信号による

コーン紙の動きが阻害されます。

平面バッフルのメリットは箱型のスピーカーのように背圧がないため微小な信号であっても

きわめてナチュラルに再生することができます。

特にストリングスやボーカルはとても自然で、小音量であっても綺麗な音を響かせます。

そのため平面バッフル型スピーカーは大きく内振りにした方が良いようです。

また、平面バッフルは後ろ向きに逆相の音波が再生されているのですが

この音波を上手く使って低域を増強しているのがバックロードホーン型スピーカーです。

バックロードホーンは後ろに長いホーンを接続するこことで低域を増強しているのですが、

リスニングルームの壁を使って疑似ホーンになるような位置にスピーカーをセッティングすることで

同様に低域を増強することが可能です。

これは横の壁とスピーカー位置関係、後ろの壁とスピーカーの位置関係を細かく調整していく必要があります。

調整の結果、このような位置に設置しました。







今回のイベントで使用する50年前のシーメンスのスピーカーはお借りしたものですが、

このスピーカーシステムはイベント終了後50000円(税別・ペア)でお譲りいただけることになりました。

興味のある方はぜひ聴きにいらしてください。

お待ちしています!



≪お知らせ1≫

7月のイベントは『真空管アンプで試聴会』です。



日時:7月20日(土)13:00~15:00

場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)

試聴とスピーカーの技術解説、真空管アンプ回路解説を行います。

事前申し込みはありません。入場無料です。

弊社WEBサイトでのイベント開催日時が間違っていました。

正しくは7月20日(土)13:00~15:00です。



≪お知らせ2≫

アウトレットの特選品です。



スピーカーとプリメインアンプのセットです。 スピーカーは外箱に汚れがありますが新品です。

アンプは後面に生産時のキズがありますが未使用品です。

アウトレット価格 ¥128000(セット・税込)2セットのみです



≪お知らせ3≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

7月
9日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

10日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×

11日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。


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