福岡の南部 八女市というところでイチゴ狩りに行く途中で「古い町並み」という看板をみかけたので、ちょっとのぞいてみました。
酒蔵のオーナーが別宅を市に寄贈したもののようです。
管理人さんがかなり詳しく説明してくれてよかったです。
戦火にあわず、築100年以上経っているとのこと
↑このつなぎ方がしぶいです。
↑壁が黒いのは商売の「黒字(黒地)」を狙ってのことらしいです。
しゃれですね。このおうちはそのような遊び心がたくさん盛り込まれた別宅であったようです。
↑一富士二鷹三なすびの一富士です。これもしゃれ。というか験かつぎですね。
↑なすびらしいです。実の部分というより葉っぱですね。
↑水琴窟までありました。大阪吹田のサービスエリアにもありますね。
↑サクラの床材です。100年前のものです。
無垢のフローリングの実力を改めて痛感しました。
結構感動。管理人さんは自慢げでした。
↑とても100年前のものとは思えない美しさです。
↑酒蔵のオーナーだったから「お猪口」と「徳利」がデザインされた灯篭。
↑樫の木(かし)(お金?を)かせるようにということらしいです。
↑モチノキ (お金?を)もっていられるようにらしいです。
↑当時では贅沢な唐物をつけたとのこと。
↑これまでみた中で一番タイル間の「目地」があいております。
タイルが高かったからでしょうね。少しでも張る面積が少なくなるようにでしょうか
↑漆喰塗り。薄くぬっているので下地のムラ等がみえ、味になっています。
↑↓町の風景。ベンガラ塗りですね。
↓部屋一面 お雛様を飾っているところがありました。ちょっと異様な感じがします。
↓本当の目的はイチゴ狩りだったんです。
スーパーとかのものとは違って甘さが違いますねー。そんなに安くはないけど十分楽しめました。毎年一回くらいは行ってもいいかも。
イチゴ狩りのお店の名前がなぜか「ベンガラ村」。
しかし、ベンガラに関するものは一切なく、ベンガラ資料館とか歴史館とか体験館がありません。
あるのは、レストランと売店と温泉とイチゴ狩りハウスだけ。
町の建物もしっかりベンガラ塗りしているのですが、うんちくや説明書き等はなぜか一切ありませんでした。不思議な町ベンガラ村。
この手の100年以上の建物をみてまわるのは結構面白いと感じました。
次は岡山の倉敷の町に行ってみたいです。仕事ではしょっちゅう近辺を通るのですが、一回も行ったことがないので行って見ます!
お勧めスポットがあれば教えていただけるとありがたいです。