ミャンマーの学校では、今が学年末。
本センターでも、15日~17日までの三日間、1年生が2学期の期末テストを受けた。念4回あるテストの最後。
今回は三日間かけて、臨床医学系分野・東洋医学系分野・教職分野から合計6教科のテストを受けた。
10日ぐらい前から、センター内の色々な所で、真剣に勉強する学生たちの姿が見られた。
授業のノートを何度も読み返す学生、友だちと「どこが出るかなあ?」と相談したり、お互いに教えあったり確認しあったりする姿もあった。更には、テスト開始10分前に私のところに内容の最終確認をしにくる学生もいた。残念ながら、彼が確認したところは全く出題されなかったが、この意気込みはすばらしい。
一生懸命にテスト勉強をしたり当日時間ぎりぎりまであきらめずに答案用紙に向かうミャンマーの教え子たちの姿は、彼らの明るい未来を予感させてくれる。盲学校の医療マッサージ教育分野において、彼らが10年後・20年後のこの国を牽引するのかもしれない。そんなことを考えると、改めて自分自身の背筋が伸ばされる気がした。
今、私の机にはそんな学生たちの答案が山積みになっている。この週末は、採点と成績処理が待っているが、学生全員が、合格ラインの60点を超えますようにと願うばかりだ。
塩崎
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