先日、2004年よりベトナムで視覚障害者にマッサージを指導し、
現在はホーチミンのMATAニャックアンあんま訓練教室で指導されている佐々木憲作先生がヤンゴンを訪問されました。
この機会に市内の盲学校で近隣の視覚障害者マッサージ師や盲学校教職員、当センター訓練生に講演をして頂きました。
ベトナムの概要から視覚障害者の状況、ホーチミン市の視覚障害者によるマッサージの歴史と現状をアジアの他の国の情報も織り交ぜてお話されました。
特に興味深かったことは、2004年頃から視覚障害者個人によるマッサージ店の出店が始まり、その後その数が増えているということです。
なかには二店舗を経営している視覚障害者の方もいるそうです。
また佐々木さんはマッサージが視覚障害者が安定した生活を送るための有効な手段であることも強調されました。
ベトナムでの視覚障害者の他の職業は、道端での宝くじ売りや家での内職が多いのですが、生活をしていけるだけの十分な稼ぎを得ることは難しいようです。
マッサージの場合、テナントを借りて、ベッド等の必要な物をそろえると多額の開店資金が必要となります。
しかし自宅で開業すれば、それほど多くの開店資金はかからず、夫婦でやるなどすればそこそこの収入は得られるのではないかということでした。
しかし、開業権を得ることが難しく、マッサージ業を開業しやすくする法改正が、マッサージの技術向上とあわせて必要ということでした。
最後に、何より医療従事者であるマッサージ師としての誇りと周囲から尊敬される人間性をもつことが重要であると講演を締めくくりました。
講演後は、会場からマッサージ師の教育制度やマッサージ料金、店舗の経営等多くの質問が寄せられました。
センターの訓練生はマッサージ師としての自立した生活と同時に、経営者になることを目標としたかもしれません。
Japan Heart
現在はホーチミンのMATAニャックアンあんま訓練教室で指導されている佐々木憲作先生がヤンゴンを訪問されました。
この機会に市内の盲学校で近隣の視覚障害者マッサージ師や盲学校教職員、当センター訓練生に講演をして頂きました。
ベトナムの概要から視覚障害者の状況、ホーチミン市の視覚障害者によるマッサージの歴史と現状をアジアの他の国の情報も織り交ぜてお話されました。
特に興味深かったことは、2004年頃から視覚障害者個人によるマッサージ店の出店が始まり、その後その数が増えているということです。
なかには二店舗を経営している視覚障害者の方もいるそうです。
また佐々木さんはマッサージが視覚障害者が安定した生活を送るための有効な手段であることも強調されました。
ベトナムでの視覚障害者の他の職業は、道端での宝くじ売りや家での内職が多いのですが、生活をしていけるだけの十分な稼ぎを得ることは難しいようです。
マッサージの場合、テナントを借りて、ベッド等の必要な物をそろえると多額の開店資金が必要となります。
しかし自宅で開業すれば、それほど多くの開店資金はかからず、夫婦でやるなどすればそこそこの収入は得られるのではないかということでした。
しかし、開業権を得ることが難しく、マッサージ業を開業しやすくする法改正が、マッサージの技術向上とあわせて必要ということでした。
最後に、何より医療従事者であるマッサージ師としての誇りと周囲から尊敬される人間性をもつことが重要であると講演を締めくくりました。
講演後は、会場からマッサージ師の教育制度やマッサージ料金、店舗の経営等多くの質問が寄せられました。
センターの訓練生はマッサージ師としての自立した生活と同時に、経営者になることを目標としたかもしれません。
Japan Heart
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