ミャンマー視覚障害者医療マッサージトレーニングセンターの日々の記録 「未来に向かって」

NPO法人「ジャパンハート」が、ミャンマーの視覚障害者の社会的自立を目指して立ち上げた新たなプロジェクト

小麦粉で人体作成

2010年07月30日 | 日記
今回は短期専門家としてトレーニングセンター、ヤンゴン市内の盲学校で講習をさせていただきました
視覚障害者の方の授業を見るのも初めて、もちろん担当するのも初めて、どんな授業をしたら
いいのか悩みました
そこで思いついたのが彼らに粘土細工をしてもらおうという事。

でも実際粘土を買うと結構なコストになるので、ジャパンハートのミャンマー人スタッフのアイデアで、小麦粉を粘土代わりすることにしました

水で捏ねた小麦粉を皆の手に乗せると、異様な触感に皆とまどっていました。
中には触り心地が気持ち悪いのか、なかなか小麦粉を捏ねられない子もいました。

課題は〈人の体〉でみんな戸惑いながらも創作開始です。
そして完成品はそれぞれの個性がよくでた作品が出来上がりました。

手指、足指まで作る子、喉仏を作る子、歌を歌ってる人や泥棒まで、様々です。
中にはトカゲ?の赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲んでいるところを作る子もいました。

一つの課題から、いろんな広がりを見せた小麦粉創作になりました。

もちろん塩崎先生とクンチャン先生も参加。
学生さんたちは二次元の作品でしたが、さすが先生、三次元の人体を作成してくれました

今回は、予想以上に学生さんたちの個性を垣間見ることができました。

ただ、後片付けは大変でした


ちーりん




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2 コメント

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Unknown (真美)
2010-08-01 21:55:05
先日スタディーツアーでお世話になったものです。いろいろとありがとうございました
このブログを通してみなさんの様子が見られ、とても嬉しいです
小麦粉で粘土ですか…楽しそうですね

こうのさん、塩崎先生、クンチャンさん、写真を撮ってくれた子たちを含め、みなさんありがとうございました
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
またお会いできることを楽しみにしています
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ありがとうございます! (ジャパンハート こうの)
2010-08-13 00:06:37
真美さん
コメントどうもありがとうございます。
学生さんたちは、今も毎日、元気に勉学に励んでいます。
今後もその様子をご紹介していくようにしますね。なので、引き続き応援よろしくお願いしますね。
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