未使用の訪問着を貰ったので見てほしいと頼まれました。
着丈と身幅は着付けでカバーできる寸法、袖丈は長襦袢に合わせて直すことに。
下さった方に着て見せるのが一番喜ばれる事だと思います。
縮緬の訪問着、依頼の寸法を確認します。
表がすでに縮んでいます、寸法通りに長さがあると直しが少し楽です。。。
肩幅はそのままで大丈夫でした。
表から長さを確認、今回は短くします、念のために切り躾をしました。
後でくけることになるので、袖裏の山を出来るだけ少なくほどくこと、
そこから袖を引き出し、丸みを解き平らにします。
好みの袖丸みを標をし、縫い縮めて丸みをつくり、袖下を縫います。
振りを元通りに縫います。
裄調べをして、裏袖をくけて終わりです。
直したところに躾をかけ仕上げをします。
表生地に合わせた色の引き糸がついていました~。
明日は、柏和裁教室の日曜クラス、直し物講座があります、
教室では直し方がそれぞれ変わることもあります。
ご自分でもやってみませんか?
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