昔から お寺には ヒイラギの木がよく植えられています。
ヒイラギの葉には ギザギザのとげがある為 魔除けの意味があるとされています。
節分の日には ヒイラギの枝葉に 焼いた目ざしを刺して 魔除けのお守りとして 玄関に飾ります。
ヒイラギは 古木となると ギザギザの葉は 不思議と丸い葉になります。
成長していくにつれて 尖った葉が丸くなるのです。
若い葉は 魔除けとなり 古木となった丸い葉は 人生の教えのようである事から お寺には ヒイラギの木が多いようです。
私達も ヒイラギのように 歳を重ねるごとに 心を丸くしていかなければなりませんよね。
合掌 栄久山 妙善寺