昔ある村に一人のお坊さんがおりました。お坊さんは修行の旅に出る事になり村を出ようとした時、昔の友人とバッタリ出会いました。
友人はとてもきたない身なりで、とても貧しそうでした。
かわいそうに思ったお坊さんは、これも何かの縁だと思い、友人に今夜ごちそうをしてから翌朝村を出発する事にしました。
そして翌朝、まだ眠りこんでいる友人の着物の裏に、少しでも幸せになるようにと、大変高価な宝石を縫いつけてあげました。
時しばらくして、修行を終えてお坊さんが村に帰ると、友人は相変わらず貧しい生活をしておりました。
お坊さんは言いました。 「あの時に、君の着物に宝石を縫いつけておいたので、とっくに幸せな生活をしていると思ったのに・・・」 友人はその事に初めて気が付きお坊さんに心から感謝しました。
私達も普段たくさんの目に見えない心の宝石をいただいていると思います。
目に見えぬ宝石に感謝の気持ちを持った時 心の宝石が見えるようになるかも知れません。
合掌 栄久山 妙善寺
友人はとてもきたない身なりで、とても貧しそうでした。
かわいそうに思ったお坊さんは、これも何かの縁だと思い、友人に今夜ごちそうをしてから翌朝村を出発する事にしました。
そして翌朝、まだ眠りこんでいる友人の着物の裏に、少しでも幸せになるようにと、大変高価な宝石を縫いつけてあげました。
時しばらくして、修行を終えてお坊さんが村に帰ると、友人は相変わらず貧しい生活をしておりました。
お坊さんは言いました。 「あの時に、君の着物に宝石を縫いつけておいたので、とっくに幸せな生活をしていると思ったのに・・・」 友人はその事に初めて気が付きお坊さんに心から感謝しました。
私達も普段たくさんの目に見えない心の宝石をいただいていると思います。
目に見えぬ宝石に感謝の気持ちを持った時 心の宝石が見えるようになるかも知れません。
合掌 栄久山 妙善寺