昔々の あるお正月でのお話です。
豊臣秀吉が 新年の祝いのお膳に手を伸ばした時 なんと お箸が片方しかありませんでした。
秀吉は 「新年早々 縁起が悪い!!」と 怒りだしました。
すると 家来が 「いやぁ~ これは縁起が良い 新年早々 お箸が片方しか無いとは 片っぱし(片はし)から天下を おとりになりますぞ。」 と 言いました。
それを 聞いた秀吉は 「なるほど 縁起の良い考え方だ。」 と 喜んだそうです。
私達の人生も 嫌だなぁ~と思う事や 縁起が悪いなぁ~ などと思ってしまう事があります。
そんな時にこそ 〝あぁ~これは 気をつけなさいよと 神様が 教えてくれているのかもしれない。 これぐらいで すんで良かった。 ご先祖様が守ってくれたのかもしれない。〟と 感謝の気持ちを持って 良い方へ考えなければいけません。
何があっても どんな時でも 常に前向きに 良い方へ良い方へ 考えている人には 必ず神様・仏様は 手を差し伸べて 吉運を授けてくれます。
心掛け次第で 凶も吉に変えられるものです。
〝災い転じて 福となす〟
不思議な事ですが これは本当ですよ!!
合掌 栄久山 妙善寺