栄久山妙善寺おしょうのつぶやきブログ

山梨県富士川町の栄久山妙善寺は身延山久遠寺を総本山とし永代供養・水子供養・祈祷・相談占い等を行う寺院の住職です。

あまのじゃく

2016年01月29日 | 教え
あまのじゃくとは わざと人の言う事に逆らう ひねくれ者の事です。

仏教では あまのじゃくを 人間の煩悩の象徴とされ 仁王さまや四天王さまに 踏みつけられています。

ん~わざと ひねくれて逆らう・・・

私達の社会でも 見かける事がありますよね。

でも最近は あまのじゃくが増えて まともな人があまのじゃく扱いされてしまう事があるので 怖~いですね。

陰で人の悪口を言ったり 相手を悲しませる様な事をすると 仁王さまや四天王さまに怒られて 踏みつけられちゃいますからね。

人をねたんだり うらやんだりする 嫉妬心を捨てて 素直に人を認める心や 相手を思いやる気持ちが大切ですね。

        合掌    栄久山 妙善寺


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花と大地 (人生と仏様)

2016年01月28日 | 教え
人はなぜ まわりと比べたがるのだろうか?

人はなぜ 美しくなりたいと思うのだろうか?

人はなぜ 富や成功を手に入れたがるのだろうか?

大地(仏様)は そのようなことは 何も求めてはいません。

満開に咲いた花(人生)も 五分咲きの花(人生)も 蕾のままの花(人生)も すべて大地へ散り 大地(仏様)は 両手を差しのべて 受け止めてくれます。

一生懸命に頑張った人の 人生全てを 抱きしめてくれます。

人生には 良い時もあれば 悪い時もあるものです。

人と比べず 人を羨まず 

無理に もっと美しく もっと大きな花を と思わずに

今 自分に出来る事を 背伸びせず 自分らしく 

感謝と言う 肥料をまいて 歩いて行こうよ

大地(仏様)は 必ず あなたの味方だから

大地(仏様)は いつも あなたを見ているから

自分にしか 咲かせない花を 

自分にしか出来ない人生を 歩いていこう

       合掌    栄久山 妙善寺



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉・言霊

2016年01月27日 | インポート
言葉には 様々な意味があります。

「ありがとう。」 と言うと 言われた人も 言った人も 幸せになるし 

「苦しい 悲しい。」 などと言うと 言われた人も言った人も 嫌な気持ちになります。

古来言葉には 魂が宿る と言われていました。

言葉には 精霊が宿る為 言葉は言霊と言われていました。

今でも 自分の言葉には 責任を持ちなさい とはこの名残です。

つまり 人の話した言葉には 神様が宿るので 「ありがとう 嬉しい。」 と言っていると 幸せなことが起こり

「あ~やんなっちゃう 嫌だなぁ~。」 と言っていると 不幸な事が起こると言う事です。

あなたの言葉には 心の神様が宿っているのです。

幸せになりたいのなら 「うれしいなぁ~ ありがたいでなぁ~」 と良い言葉を使っていると 幸せになれると言う事です。

あなたが幸せになりたいのならば 自分にも 周りの人達にも 幸せになる言葉で会話をしてみて下さい。

あなたの言葉は 神様の言霊ですから。

          合掌   栄久山 妙善寺

9




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国と地獄

2016年01月26日 | おしょうのつぶやき
私達の心の中には 神様と鬼が両方住んでいます。

神様は天国を表し 鬼は地獄を表しています。

神様や お釈迦様の心の中にも 天国と地獄が有ります。

しかし神様や お釈迦様はそれらを きちんと コントロール出来ますので 地獄の心は起きないで いつも天国の優しい心でいられます。

お釈迦様は 私達にも天国心・地獄心のコントロールが 出来るようになれると 言っています。

私達の生まれた 人間界は 心のコントロールの 修行の世界です。

1日も早く コントロール出来て 幸福な人生を歩めるように 頑張りましょう。

急には 難しいなぁ と 思う方は 節分で思いっきり 鬼退治をしてみましょう。(笑)

        合掌    栄久山 妙善寺 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳴かぬなら 

2016年01月25日 | おしょうのつぶやき
「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす。」

「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ほととぎす。」

「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす。」

戦国武将の 信長 秀吉 家康 

三人の有名な ほととぎす の句です。

この句は、史実ではないそうですが 実によく 三人の性格を表していると思います。

あなたは この三人のうち どのタイプ? と聞かれ

「ん~ 私は家康かな~」などと 答えたりしていませんか?

しかし 「私は この三人のうち どのタイプでもないので。」 と答えた 

松下電器(現パナソニック) の創業者 松下幸之助さんは

「鳴かぬなら それもまたよし ほととぎす。」 と 詠んだそうです。 

人は 選択肢を与えられると 枠の中にはまって 物事を考えてしまいがちです。

その枠を超えて 新しい事 自分独自の発想 柔軟な考えがあったからこそ 時代に流されず 新しい開発を続けた 松下電器が 大成功を収めたのだと伝えられています。

今現在 心の迷いや不況 閉塞感が 色濃い社会に 新しい流れをつくるには とても勇気いる事です。

しかし こんな時代だからこそ 自分独自な考えで 今、何が必要か 人に流されず 自分の信念を貫き 行動したいものです。

一人一人が 新しい独自の発想で 明日を一歩一歩踏みしめていきたいですね。

大切なものを 守りながら・・・

未来のために・・・
       
     合掌    栄久山 妙善寺

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする