未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

説教

2018-09-10 23:48:00 | 稽古
かつては審査会で挨拶、礼儀が素晴らしいと言われていた川西教室でしたが今では見る影もありません。一期生が抜けてからは正直「なんなのこれ」といった状態であります。

手を抜く度注意しているのですが一向に改善の兆しも見えず、今日は散々言った中でも稽古締めの挨拶で誰も続いて声を出さないのでちょっと待てと久しぶりに大説教。否、初めてかもしれません。

教室に入って来た時も茶帯の光翔以外は何の挨拶もしない。返事もしない。立つのも座るのも遅い。当然気合いもない。君ら一体何しに来てるの?今のまま続けていても時間の無駄。ズルズル続けているだけならお父さんお母さんに申し訳ないしそんな人に教える空手は知らないから自分たちで相談して辞めたいなら今すぐ辞めなさい。
等ストレートに色々。

挨拶出来ない、しないなんてのは武道以前に人間としての問題山積みです。人に教えを請う資格などありません。恨みも何もない相手と本気でぶつかり合うある意味究極の意思疎通手段とも言えるフルコンタクトというスタイル。そこに相手への礼儀や敬意を欠いた者が上がる事はなりません。挨拶や気合を含め、声というものは強さへの第一歩。

しかしこれらの言葉も彼らには響いていない様な気がします。うるせえなあってなもんでしょう。来週から突如活発になるはずもありません。もしこれで来週から誰も来なくなったとしても其処だけは譲れんのです。別に単なる肉体的に強い子を育てたいのではないのです。強く在ろうとする子を育てたいのです。時限的な価値を超えないと武道にはならんでしょう。





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