未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

火入れ

2016-11-12 03:18:07 | 稽古
今回六甲道教室から10年振りに男子の昇段審査挑戦があります。2名。

が、ほんまに受ける気あんのかと応援するのも虚しくなる姿勢。2人で遅刻、基本は手抜き。創作形というものがありますが、あと3週間(詰まり稽古は3回)の時点で作れていない…メインの5人組手に向けての組手稽古も後退ばかりで普通に痛がる(~_~;)

発破を掛けても無反応。目が死んでいて熱が入りません。どうせ卒業したら辞めるしといった感じです。物理的に焼いても火が通らないんじゃないか(苦笑)

受けさせるか否か迷ってはいましたし、こう羅列すると完全に受けさせるべきではなかったかもしれませんが、この手のタイプは痛い目を見るのも必要かと思い不合格前提のチャレンジです。
将来の何処かでこの日々を思い返した時に後悔と前進に繋がる失敗であれば良いかなと考えるようにしました。

何に身を置いていても楽しいのは始めの幾日かだけで後は繰り返しの日々。飽きて鞍替えしたとてまた繰り返しの日々はやってきます。そこに目を背けず受け入れ、粛々と向き合えた人が何かに気付いていく。

子供には解らないでしょう。
それが解る大人になれるようせめて当日は全力で立ち向かい、華々しく散ってもらえばと思います。

どのクラスも年々体温を感じさせないような子供が増えてきましたが、ちゃんとやればちゃんと面白い筈なんだけどな。







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腹筋を考える

2016-11-08 16:08:20 | 筋トレ
三十代も半ばになると身形にもそんなに気を遣わなくなり何に対しても合理性を優先する様になってきましたが、それでも俗な部分は抜け落ちないもので弛んできた腹周りを如何にするか?という問題に直面しております。

腹筋なんてもう数年間鍛えておりませんから立派なお肉の層が構築されております…息子が毎日「プニプニやなあ〜」と触ってきます(苦笑)10年位前までは丸で板チョコの様だったのにえらいもんです。

とはいえまだ鍛えるとしっかり元に戻せる段階ですが、腹筋を鍛える事で胴周りの動きが悪くなるのではないか?という懸念も拭えないのであります。
引っ張られる事による背面の状態変化、腹筋を衰えさせない為のメンテナンス等々、トレーニングそのものよりその後を考えると二の足を踏んでしまいます。

しかしある程度だけの腹筋では今後更に肉の層は厚みを増すでしょうし柔らかな腹筋の作り方を研究せねばなりません。とりあえずドローインは欠かさず毎日。




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失敗を得る

2016-11-07 23:52:57 | 日記
珍しく風邪気味です。午前の指導後は家に篭って放置していた手帳作りに没頭し一気に仕上げてしまいました。

途中集中していたら鼻がポトっと垂れて手帳に落ちまさかの染みになりましたがオイルを塗ったら消えて一安心(苦笑)
中々思うようには行きません。特にペン挿し。手帳が閉じないので左下にペンが挿さる形にと切れ目を入れても上手いこと閉じずに撃沈(;;;;;°∇°)まあいずれ何かで誤魔化すとしましょう。

しかしこのレザークラフトは失敗から学ぶ機会を得る糧として重宝しております。教科書通りに作れば間違いないのでしょうがどうもそれが好きではないので手探り手探りですから必ず失策が生じます。痛い目みな解らんタイプです(笑)

空手の指導時は上手く行く事にしか目が行きませんし、皆さんの為にも不確かな事は提供出来ませんから失敗する事が圧倒的に少ないのですね。試合に出る訳でもありませんし。変な話、考えるまでもない体に染み込んだ事のアウトプット作業であります。

だから考えても失敗する事が出来るのは有難い。だから男は趣味から抜け出せないのだろうと思います(笑)空手に関してもそうでした。今もそうですが…。
上手く行くことばかりしていてもそれは何もしてない時と大して脳の受ける刺激は変わらないのかもしれませんね。失敗を重ねて最善への道筋、最短距離を知るのでしょう。

頭を使ったせいか大人しくしていたのに風邪が悪化しそうな気がします\\\\ ٩( 'ω' )و ////




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学祭

2016-11-03 14:07:24 | 日記
祝日ですが予定もなく起きてfbを見ていたら「過去の今日」通知で四、五年前に行った母校の学祭が載っていたので行ってみる事に。

調べたら初日。
初日に行くのは初めてですが結構賑わっているんですね。大学前通りは来る度に様子が変わります。

正門へ。法文生は滅多に使いませんから数える位しか通った事がありませぬ。

奥は蔵書数がえげつない図書館。好きでした。スタバが併設されてました。時代だな。美味いとは到底思えんが味よりお洒落感なのか。

私も学び舎の前で。息子、指…在学中は年中工事で工事現場で学んでるのかといった雰囲気でしたが今は綺麗にカフェテラスなんかもあったりして。フェアじゃないと同期は口を揃えます(苦笑)

しかし此処へ来る度一体何を学んだのだろうかと郷愁に駆られるものがあります。学びを得たのはお勉強の外の事ばかりでしたね。刺激はあったのでしょう。現在感じる四年間より随分時間に溢れた四年間でありました。しかしもっと色々学べただろうと若い彼らに当時の自分を重ねて物悲しくなる感じです。

大学での学びは多くの18歳如きには時期早々なのかもしれません。フレックスみたいな感じで社会経験を十分積んだ人が更なるステップアップの為に通うぐらいが有り方としては双方にとって良い気もします。実際教員免許なんてそうした方が教育はかなり進む筈。

正味大学なぞ県下に県名を冠したのが一校有れば事足りると思いますが、若者を売り物にせねば成り立たぬ部分もあるのでしょう。
国の未来を考えるなら訳の分からん大学は取り潰して選ばれた者だけが通えるようにするべきだろうと個人的には思います。私の母校は決して悪い所ではありませんでしたが正直講義内容は中学レベルでもこなせる内容でした。これ行く意味あるの?と私は失望で殆ど行かなくなりましたが。双六終盤で振り出しに戻るあの感じ(笑)

これも大学を出たから解ることなのでしょうが、道場生が受験で来られなくなったり塾で辞めるとなった時に「あんなもんの為になあ…」という念が払えないのであります。

在校生やこれから考えなしに大学へ進もうとしている多くの受験生にはせめて本当の意味で実りある大学生活が送れるように願うばかりです。




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