未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

武活第二回

2018-11-23 23:56:41 | 稽古
朝から第二回武活が開催。今回は新たに八光流柔術が加わりました。1クラス50分ではとても足りませんねえ。

色々な技術へのアクセス方法がありますが、目指しているところは一緒なんだなと感じられます。戦いのためのものではなく生きる術としての武と言ったところでしょうか。

しかし出来ないこと、知らないことがあるって楽しいですね。これを戦いの術として得ようと向き合ってしまうと出来ないことに焦燥を感じたりするのかもしれません。

これは結構何にでも当てはまっていて例えば道場に受験生が結構いますが、彼らも受験の為に勉強させられてなければ学問を純粋な自己成長の一つとして、図鑑を眺める子供のように楽しめるのになと可哀想に思います。向き合い方ひとつで楽しくも邪魔臭くもなる。

仕事に置き換えてもそうだなと思いますね。
まさに生きる術。武は深し。師匠方ありがとうございました。




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少年部審査会

2018-11-18 22:04:12 | 審査会
少年部審査会。11月開催になったので寒さは随分マシになりましたね。

初級の前半と中上級の後半も気合があって気持ちも見えました。とは言っても結果は様々ですが、良くも悪くもそれが修行の成果ということでしょう。

本気で臨んだ皆んなはスッキリしたのではないでしょうか。それが打ち込むということ。毎回誰もがおなじ所感として普段の稽古もこれぐらい云々と感じる訳ですが本気でやれば空手はもっと楽しくなります。次の帯を巻いても今日の気持ちを忘れずにまた張り切って道場に来てください。

お疲れ様でした!お手伝いの子たちがとても良い仕事をしてくれました。ありがとう。




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矜持

2018-11-17 02:49:57 | 雑感
この時代に武は、強さは必要なのか。
とこんな歳まで25年もやってきて考えたりします。

そこで思い返す始めの師匠の言葉。

「お前たちは道着に袖を通して黙想をしたその時から普通の人間ではない」

武道は生きる上での矜持を作り、そして人生のガイドラインになるのではないかなと思います。矜持やプライドがないと人生は容易く崩れて腐りヘドロの様になるもの。プライド形成は何も武道に限った事ではありません。教わりそしてそれを伝える。素直さに欠け教わり方を誤ると伝える側には立てませんし、拗らせが進むと屁みたいな音を出して暴走している馬鹿のようなドロドロした人間になるのでしょう。誰からも見下されている事に気付かずに俺達スゲエなんて思ってらっしゃる。ただ生きて日々を過ごすだけでは矜持は生まれません。

その師匠は矜持の高さ故か協会と合わずに脱退したと風の噂で聞いたのが十数年前。高すぎても生きづらくなるものですが三十年を経て何となく意味が分かったような気がする言葉をしがんでいこうとふと思いました。





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やってみよう④【バーピー新式】

2018-11-15 22:17:58 | 日記
久しぶりのやってみようシリーズ。

先日演武にお呼ばれしたのと四十の影も見えてきた今、しなやかな動きを取り戻さんと独自に技の手入れをしたりしなかったりする今日この頃。

準備運動の要らない体が理想。最近は衰えからちょっと温めないと不安になってます。実戦でストレッチする時間なんてありませんからね。

そんな中若手にバーピーやらしてて思いついたのが空手式バーピー。バービーバービー言われてますがBurpeeです。

ちょいと息子に撮影してもらいました。まず片手腕立てよし、まだ出来る。

からの二段蹴り。これを左右。

そしてまた片手。左は辛し。

からの飛び後ろ回し。も左右。

この左の下手くそなこと。

まあまあ辛いですがこれを繰り返していたらいつ何時よーいドンで動けるんじゃないかと思います。是非トライしてみてください。




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自信

2018-11-12 18:30:46 | 稽古
次の日曜が審査会で子供達は最後の練習週。そして今回の茶帯達は創作型を見せに来るのが皆遅かったので出来栄えが不安です。本人達はもっと不安でしょう。

見ていて思うのは速さは焦り、ゆったりは自信ということ。身長が伸びるのと同じように自信なり余裕といった心持ちもちょっとずつ付いていくもの。

審査に向けての練習をするだけでは中々自信は付かないかもしれません。審査の練習なんて特別な事はしませんからね。普段がどうだったかを見透かされてしまうそれだけ簡素な作りなのです。

あと数日ではありますが、今までの稽古を振り返って根拠のある自信を持って審査の場に立ってくれることを期待してます。




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