自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

人生の節目を手元に 記念に残る届け出用紙

2016年04月07日 12時08分00秒 | 政治・議会活動
――市民が市にさまざまな申請をする際の用紙の形式、様式についてお伺いをいたします。東京都葛飾区では、市民が記入する婚姻届が複写式になっているとのことだ。柏市でもそうだが、一般的な届け出用紙は、記入したものをそのまま窓口に提出するため届け出をされる方の手元には残らない。しかし、葛飾区では申請内容の控えを持ち帰っていただくことができるそうだ。控えをお持ち帰りいただくことで、届け出を提出したときの気持ちを忘れずに末永く区内に居住してほしいと、そういう狙いがあるとのことで、大変人情味のある取り組みだなと感心をした。
 婚姻届に限らず、市役所に提出する書類の多くは結婚であったり、出産であったり、あるいはマイホームの購入であったり、そして家族の死去と人生の節目であることが多く、控えを持って帰れるのであれば、それを記念として手元に持っておきたいと考える市民もおられるのではないかなと思う。これについて、市の考えは。


市民生活部長「窓口業務について、申請用紙の様式、特に婚姻届あるいは出生届の届け出用紙を記念に残る用紙に変えたらどうかということについてお答えする。戸籍届け出の様式は、法務省民事局からの通達で標準様式が定められており、多くの市区町村がその一般的な様式を用意している。しかしながら、昨今では結婚情報誌にピンク色の破れにくい婚姻届用紙が付録としてついていたり、また他市ではその地方の特産品あるいはキャラクターを欄外に印刷するなど、特色を出した婚姻届け出用紙を用意しているところもある。
 また、一般的な届け出書は役所に提出した後は手元に残らないため、記念に残るための工夫として届け出の際に記念写真の背景となるボードを庁舎内に置くなどの取り組みをしているところもある。本市においても特色のある届け出書が柏市への定住促進につながるかという観点も含め、他市の情報を収集した上、届け出人のニーズあるいはコスト面を考慮しながら検討してまいりたい」

平成27年9月17日 同年第3回定例会一般質問より

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