――平成28年度に主要な交差点や公共施設等に防犯カメラを設置することは、市民の安心安全につながる取り組みとして大いに評価できると思う。しかしながら、基本的に職員が常駐をする学校等への防犯カメラの設置よりも、子供だけで遊びに行くような公園にこそ防犯カメラを設置するべきではないかといった声もいただいている。これについて、防犯政策上の観点から、また公園管理上の観点から、双方の御意見をお聞かせいただきたい。
総務部長「街頭防犯カメラについては、千葉県市町村防犯カメラ等設置事業の補助金を活用して現在設置している。その補助要件は、もっぱらひったくり、自動車盗難及び車上狙いの犯罪防止を目的とし、かつ公道等の画像面積が2分の1以上撮影することなどが定められており、設置に当たっては、地元町会への説明を初め管理運用に関する基準を定めることなど、画像の管理には細心の注意を払い、厳格な運用が求められている。このようなことから、基本的には現在公園への防犯カメラの設置は考えていないが、公園は防犯上の配慮が必要な施設であり、サポートカーの巡回パトロールや町会エンジョイパトロール等の防犯ボランティア等の見守りによって犯罪防止につなげていきたいと考えている。また、子供の安全対策という観点では、公園管理者を初め市の関係部署、また教育委員会及び柏警察署からなる子ども安全対策会議を組織して情報の共有化を図り、緊急時においては、関係者が迅速に集まり、対応できる体制をとっている」
都市部長「公園管理上の観点からお答えする。現在、市内の公園では、旧吉田家住宅歴史公園、リフレッシュプラザ柏、北柏ふるさと公園の3つの公園に防犯カメラを設置している。これらの公園は、いずれも来場者が多いことや重要文化財であることなど、管理上の必要性により設置しており、異常事態が発生した際には録画を確認している。このほかの公園への防犯カメラの設置については、カメラの設置による犯罪の抑止、犯罪不安の軽減などの効果が期待できると考えているが、設置対象とする公園の選定基準、設置や維持に要する経費など、検討を十分に行うことが必要ではないかと考えている」
――費用や選定の基準という議論は当然起こってくるとは思うが、子供たちが大人を伴わずに遊びに行くような、いわゆる児童公園の防犯対策で、じゃ何ができるんだと。防犯カメラとかあるといいんだよねということを(市民から)よく言われる。それが難しいならば、防犯カメラ以外にもし防犯対策として何か対案は。
都市部長「防犯カメラ以外ということならば、公園をいろんな方が利用していただくという、そのいろんな方の目を光らせるというか、いろんな方がいるということがそういう(犯罪の)抑止力になるのではないかと考える」
――そのいろんな人の中に犯罪者がいたら、なんて思うが、1つあるのは木々の剪定、公園の外から死角がからでてしまうと(公園内が)見えなくなって、公園の中と外が分断されてしまうような状況もある。しっかり視界を開くような公園の管理の仕方をと思うがいかがか。
都市部長「その点につきましては、議員のおっしゃるとおりで、樹木も目線から上だけあれば、下の枝はなるべく切ったほうがいいと思うので、実行していきたい」
平成28年6月15日 同年第2回定例会一般質問より
総務部長「街頭防犯カメラについては、千葉県市町村防犯カメラ等設置事業の補助金を活用して現在設置している。その補助要件は、もっぱらひったくり、自動車盗難及び車上狙いの犯罪防止を目的とし、かつ公道等の画像面積が2分の1以上撮影することなどが定められており、設置に当たっては、地元町会への説明を初め管理運用に関する基準を定めることなど、画像の管理には細心の注意を払い、厳格な運用が求められている。このようなことから、基本的には現在公園への防犯カメラの設置は考えていないが、公園は防犯上の配慮が必要な施設であり、サポートカーの巡回パトロールや町会エンジョイパトロール等の防犯ボランティア等の見守りによって犯罪防止につなげていきたいと考えている。また、子供の安全対策という観点では、公園管理者を初め市の関係部署、また教育委員会及び柏警察署からなる子ども安全対策会議を組織して情報の共有化を図り、緊急時においては、関係者が迅速に集まり、対応できる体制をとっている」
都市部長「公園管理上の観点からお答えする。現在、市内の公園では、旧吉田家住宅歴史公園、リフレッシュプラザ柏、北柏ふるさと公園の3つの公園に防犯カメラを設置している。これらの公園は、いずれも来場者が多いことや重要文化財であることなど、管理上の必要性により設置しており、異常事態が発生した際には録画を確認している。このほかの公園への防犯カメラの設置については、カメラの設置による犯罪の抑止、犯罪不安の軽減などの効果が期待できると考えているが、設置対象とする公園の選定基準、設置や維持に要する経費など、検討を十分に行うことが必要ではないかと考えている」
――費用や選定の基準という議論は当然起こってくるとは思うが、子供たちが大人を伴わずに遊びに行くような、いわゆる児童公園の防犯対策で、じゃ何ができるんだと。防犯カメラとかあるといいんだよねということを(市民から)よく言われる。それが難しいならば、防犯カメラ以外にもし防犯対策として何か対案は。
都市部長「防犯カメラ以外ということならば、公園をいろんな方が利用していただくという、そのいろんな方の目を光らせるというか、いろんな方がいるということがそういう(犯罪の)抑止力になるのではないかと考える」
――そのいろんな人の中に犯罪者がいたら、なんて思うが、1つあるのは木々の剪定、公園の外から死角がからでてしまうと(公園内が)見えなくなって、公園の中と外が分断されてしまうような状況もある。しっかり視界を開くような公園の管理の仕方をと思うがいかがか。
都市部長「その点につきましては、議員のおっしゃるとおりで、樹木も目線から上だけあれば、下の枝はなるべく切ったほうがいいと思うので、実行していきたい」
平成28年6月15日 同年第2回定例会一般質問より