法廷に要約筆記者が

毎日新聞（5月19日）の報道によると、
「奈良地裁で18日から始まった裁判員裁判で、耳が不自由な女性がお十裁判員に選任され、話の内容をその場で文字にして伝える要約筆記者３人が法廷に配置された。
地裁は21日の判決まで配置する予定。全国ろうあ連盟によると、裁判員裁判でこうしたケースは異例という。地裁によると、女性は裁判所からの事前質問票に要約筆記を希望。この日の選任手続きでは、要約筆記者がノートにメモを取るなど協力した。
また、午後からの初公判では、女性は補聴器を地裁から借りて利用した。検察官もゆっくりと聞こえやすく供述調書を朗読するなど配慮。要約筆記者が交代で検察官や弁護人らのやり取りをパソコンに入力し、女性の手元のモニターに文字を映し出した。」

このような裁判所の取り組みに感激しています。