イントロだけで胸キュンのドリーミー・ポップ。80'sのミュージックシーンを彗星のように流れていったヒットナンバーで4枚。
オリジナルはストロベリー・スウィッチブレイド。グラスゴーのディスコで知り合ったジルとローズの女性デュオの、メジャー・デビューシングルにして最大のヒット曲が「ふたりのイエスタデイ」だ。ケバいメークと特に上手くないヴォーカル、アルバム一枚で解散してしまったのも肯ける、いかにも一発屋のオーラを漂わせていた。細かいこと言えばオリビア・ニュートン・ジョンのカヴァー「ジョリーン」などの小ヒットはあるが、やはり記憶に残るのはこの曲のみ。
オリジナル・アナログシングルが手元にないので、1997年の再発CD(左上)を。一曲目が「SINCE YESTERDAY」。オリジナルシングルのリリースは1984年、アルバムは85年。
作詞・作曲:Jill Bryson/Rose McDowall
ゆったりとしたファンファーレ風のイントロに、80'sならではのキラキラシンセと打ち込みリズム。もうたまりません。ヒットしてたときからノスタルジーを感じた。
今気付いたけどこの曲での小山田のペンネーム、絶対Rose McDowallのもじりだね。
右上、英国のスリーピース・ロックバンドrevolverが、1992年のマキシシングル「venice」のカップリングとしてカヴァー。他の2曲を聴くといわゆるオルタナ系の音ですな。3曲目が「since yesterday」これはいい!ゴリゴリのロック好きの野郎どもが、こういうお砂糖系のポップスをやっちゃうって、(まあオルタナ系では決して珍しくはないかもしれんが)佇まいだけでなんか泣ける。名カヴァー。
で、今日の8cmはひなの。
①ONE MORE KISS GUNZE「つま先ヌード」ストッキングCMソング
作詞・作曲:美結、編曲:渡辺善太郎
歌はご存知のとおり、ド下手。しかし楽曲自体はなかなか。ありがちなモータウンテイストを織り交ぜつつ、どことなく全盛期の聖子の残り香的なものを感じさせなくもない・・・(苦しい)
②ふたりのイエスタデイ
日本語詞:Mari Mari、編曲:井上鑑
うおっ!井上鑑か。このド下手ヴォーカルでも(だからこそ、か)手抜かりなし。悔しいけど、ひなので感動してしまう名アレンジ。80's感を大事にしつつ90年代の音に仕上げているんだな。間奏のメタル系ギター、最後コーラスだけ残して周りの音が引いていく感じ、完璧ですわ。
③④カラオケ
定価1020円、中古で200円。
ジャケはどうなの?ひなの的にはもうちょいカワイイ写真もあったと思うが。まあ、みんなで選んだのだろうから、いいか。
右下、2001年のTommy february6のデビューシングル(マキシ+DVDの2枚組)「EVERYDAY AT THE BUS STOP」ごらんのとおり、レンタル落ち。
80年代音楽のキラキラを21世紀に甦らせるため川瀬智子が編み出したコスプレシンガー、Tommy february6。彼女、かなりの戦略家と見た。DVDでプロモ・クリップを付けてくるなんてのも極めて80年代的。気付くとほとんどのシングルを持っている…まあ、大好きなんだな。コンセプトが明快、というだけでなく、本当にキュートだから。このデビューシングルは、タイトル曲のメロディが最高に80年代テイストだし、2曲目のエレポップ・ファンクもカッコイイし、おまけに3曲目で「SINCE YESTERDAY」やられた日にゃあ、もう降参ですわ。トミーは英語原詞でカヴァー。オリジナルにほぼ忠実で、リズムだけ新しめな中塚武による編曲もキラキラ。
4枚それぞれ味があって捨てがたい。カヴァー3作が全てシングルのカップリングという位置も含めて、理想的な名曲リサイクルだな。
オリジナルはストロベリー・スウィッチブレイド。グラスゴーのディスコで知り合ったジルとローズの女性デュオの、メジャー・デビューシングルにして最大のヒット曲が「ふたりのイエスタデイ」だ。ケバいメークと特に上手くないヴォーカル、アルバム一枚で解散してしまったのも肯ける、いかにも一発屋のオーラを漂わせていた。細かいこと言えばオリビア・ニュートン・ジョンのカヴァー「ジョリーン」などの小ヒットはあるが、やはり記憶に残るのはこの曲のみ。
オリジナル・アナログシングルが手元にないので、1997年の再発CD(左上)を。一曲目が「SINCE YESTERDAY」。オリジナルシングルのリリースは1984年、アルバムは85年。
作詞・作曲:Jill Bryson/Rose McDowall
ゆったりとしたファンファーレ風のイントロに、80'sならではのキラキラシンセと打ち込みリズム。もうたまりません。ヒットしてたときからノスタルジーを感じた。
今気付いたけどこの曲での小山田のペンネーム、絶対Rose McDowallのもじりだね。
右上、英国のスリーピース・ロックバンドrevolverが、1992年のマキシシングル「venice」のカップリングとしてカヴァー。他の2曲を聴くといわゆるオルタナ系の音ですな。3曲目が「since yesterday」これはいい!ゴリゴリのロック好きの野郎どもが、こういうお砂糖系のポップスをやっちゃうって、(まあオルタナ系では決して珍しくはないかもしれんが)佇まいだけでなんか泣ける。名カヴァー。
で、今日の8cmはひなの。
①ONE MORE KISS GUNZE「つま先ヌード」ストッキングCMソング
作詞・作曲:美結、編曲:渡辺善太郎
歌はご存知のとおり、ド下手。しかし楽曲自体はなかなか。ありがちなモータウンテイストを織り交ぜつつ、どことなく全盛期の聖子の残り香的なものを感じさせなくもない・・・(苦しい)
②ふたりのイエスタデイ
日本語詞:Mari Mari、編曲:井上鑑
うおっ!井上鑑か。このド下手ヴォーカルでも(だからこそ、か)手抜かりなし。悔しいけど、ひなので感動してしまう名アレンジ。80's感を大事にしつつ90年代の音に仕上げているんだな。間奏のメタル系ギター、最後コーラスだけ残して周りの音が引いていく感じ、完璧ですわ。
③④カラオケ
定価1020円、中古で200円。
ジャケはどうなの?ひなの的にはもうちょいカワイイ写真もあったと思うが。まあ、みんなで選んだのだろうから、いいか。
右下、2001年のTommy february6のデビューシングル(マキシ+DVDの2枚組)「EVERYDAY AT THE BUS STOP」ごらんのとおり、レンタル落ち。
80年代音楽のキラキラを21世紀に甦らせるため川瀬智子が編み出したコスプレシンガー、Tommy february6。彼女、かなりの戦略家と見た。DVDでプロモ・クリップを付けてくるなんてのも極めて80年代的。気付くとほとんどのシングルを持っている…まあ、大好きなんだな。コンセプトが明快、というだけでなく、本当にキュートだから。このデビューシングルは、タイトル曲のメロディが最高に80年代テイストだし、2曲目のエレポップ・ファンクもカッコイイし、おまけに3曲目で「SINCE YESTERDAY」やられた日にゃあ、もう降参ですわ。トミーは英語原詞でカヴァー。オリジナルにほぼ忠実で、リズムだけ新しめな中塚武による編曲もキラキラ。
4枚それぞれ味があって捨てがたい。カヴァー3作が全てシングルのカップリングという位置も含めて、理想的な名曲リサイクルだな。
これMari Mari rhythmkiller machinegunのヴァージョンと同じ訳詞なんですよね。
Mari Mariのはマキシと、米国音楽の付録(こちらは8cm!)で発表\されてます。
>コンセプトが明快、というだけでなく、本当にキュ ートだから。
そうそう、ほんとに。この人自身が何を持ってきたら受けるのかシッカリわかってますよね。で実際可愛いしー。衣装とか全体淡い色使いとかキキララとか、人形っぽい感じとか。正直ズルイんです!絶対!嫉妬させるところがもう成功ですよね。ワガママな歌詞も好きです。ほんとだ、吉川ひなの、なんでこのショットに…(笑)
>理想的な名曲リサイクル
ああ、でもほんと!A面で(←だからもう面はないってば)たとえ下世話に流行や金を追いかけていようとも、カップリングでおっ?と思うような名曲取り上げててくれると何かうれしいですよね。
川瀬智子、見逃せないです。
>正直ズルイんです!
わかるなー(笑)ピカチュウと共演、とかね。ちょっと飽きてきたかな、と思った頃にアヴリル・ラヴィーンに刺激されたと思われる「heavenly」のシリーズ始めたりね。やるやる。
●moonlightdriveさん
私が80'sのコンピを作るとしたら、必ず入れるであろう一曲ですね。ヒットチャートをちゃんと聴いていた高校時代…
>カップリングでおっ?と思うような名曲
まさに。このブログの裏コンセプトですねー。