昨日、仕事を終えて帰ってきて台所へ立つと・・・隣の部屋の舅と姑の様子が異常
「ご飯を食べろ!」「TVはつけるな!」「俺の話を聞け!」と舅が捲くし立てている様子。
夫婦喧嘩は犬も食わないと言われているので私は聞き耳を立てつつも首を突っ込まずに料理に精を出していた。
そのうち仕事から主人が帰ってきたので様子を伝えて話を聞いて見るようにお願いした。
いつもの『お味噌汁をみんなの分まで作るか?作らないか?』という事でまた言い争いになったそうである。
姑はアルツハイマーという病気なのだから細かいことは要求せずに出来ることだけはやってもらおうと家族で話しているのですが・・・舅はなかなかそのへんを理解できずに細かいことまで指示しようとして感情がぶつかり合ってしまうようである。
感情が高ぶった姑は「私なんか死んでしまえばいいのだ!!」とまで言ったそうで・・・。
姑はちゃんと、じゃがいもとたまねぎの味噌汁を作ってくれてあって、それを仕事から帰ってきた孫が喜んで食べているのだからそれで良いと思うのだけれども・・・。
舅と姑は口も利かず、姑は晩御飯もほとんど食べずに夜フラッと家からいなくなってしまった
舅もさすがに心配になったようで外へ出てオロオロと心配していた
しばらくすると近所を一回り歩いて気分を鎮めてきたと姑が帰ってきて、私たちの所へも報告に来てくれた。
「心配するから出かけるときには携帯を持っていってくださいね!」とだけ伝えたが・・・姑はスッキリした顔をしていた。
このまま徘徊のように行方が分からなくなってしまったらどうしようか?なんてちょっと心配してしまったけど、夫婦喧嘩が出来るほど頭はまだまだ冴えているということなのだろうか?
元々姑はとても素直な従順な女性だったので舅に歯向かうなどという事がほとんどない方だった。
年齢か?認知症のためか?自分の感情を表に出すようになった最近だ。
翌日になっても二人はほとんど口も聞かず険悪ムードのまま、ちょうどデイサービスの日なので姑は一時間以上も前からせっせと用意をして出かけるのを心待ちにしている様子。
「いってきます!」の言葉も無く嬉しそうにデイサービスへ行ってしまった。