なぁなママの聞いてきいて

70代でアルツハイマー認知症を発症した姑は86歳で老衰で他界。今度は実母が膝痛をきっかけに介護生活そんな日々のつぶやき

「今日はどこで花火かしら?」

2008-07-30 09:17:46 | 物忘れ
お風呂に入ろうとしている姑がつぶやいた「今日はどこで花火かしら?」
さっきからピカピカゴロゴロとやっと東京にも雷雨がやってきたと喜んでいたのに・・・花火だと思っていたのねぇ~~。

昼間はデイサービスへ行った。
送っていく私が『日傘』を差しているのを見て帽子を被っているのに『日傘』を差そうとするので『帽子』は家に置いて行かせた。
デイサービスに到着すると持ってきた『日傘』をどうしようか?と毎回悩み出すので「預かってもらえるから大丈夫ですよ!」と話すのだが・・・。
職員の方が出てくるのが遅れるとガサゴソとカバンの中をいじり始めて・・・なんとカバンの中から『折りたたみの日傘』も出てきた  なんと用意の良いことで・・・でも持ったことを忘れてしまったのですね、ご苦労様でした 
「この傘があれば長い傘は入らないから持って帰ってくれる?」と言われたけど・・・。
カバンの中に入っている『折りたたみ日傘』には気づかずに炎天下の下歩いて帰ってきそうなので『折りたたみ日傘』を私が持ち帰ることにしました 
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コバシルとアリセプト

2008-07-23 13:30:36 | 通院
今日は姑が予約していた超音波検査と区の健康診断を受けるために付き添って受診してきました。

5月に急に血圧が高くなって『ノルバスク錠』を飲み続けて血圧が安定したので薬を止めてからちょうど一ヶ月が過ぎていました。
また少し血圧が高めになっている(自宅やデイサービスでの血圧測定の記録から)の今度は『コバシル』を飲み始めてみましょうということになった。

『コバシル』と『アリセプト』を同時に飲むことに相乗効果があるというようなことを主治医が言っていました。

とにかく認知症の人が入院とかになると認知症の症状が進んだりして大変だとも聞くので、予防が出来ることはやっていきたいと思うと話してきました。

糖尿病だから『食事のコントロール』もと超音波の検査をしてくれた先生には言われたのですが・・・認知症で記憶に障害があるいので『言われた』という感情だけが残ってしまいそうで私からは細かく食事に関して言っていく気がしないということを主治医には伝えてちょっとホッとしました!
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『私の家はどこですか アルツハイマーの終わらない旅』

2008-07-16 12:05:33 | 
『私の家はどこですか アルツハイマーの終わらない旅』
            ラリー・ローズ著 梅田達夫訳

図書館で見つけて読んでみました。
1937年生まれの、アメリカ人でIQ146を誇るエンジニアだった方が若年性アルツハイマーになっていったことを綴った本です。 
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夕方に洗濯

2008-07-16 08:08:04 | 物忘れ
火曜日はデイサービスの日、3時までのはずなのですが・・・なぜか?3時前に家に戻ってきていた。
家からは歩いて5分ほどのところで、朝は私と一緒に行き、帰りは一人で帰ってくることになっているのですが・・・あまり早いとちょっと心配になってしまいます。
でも、ちゃんとお便りが入っているケースも持ち帰っているので終了して帰ってきたのだろうなぁ?と思いました。

そして、その後になんと洗濯をしたようなのですが・・・。
私が買い物から帰ってくるとベランダの網戸が半開きになって洗濯機に蓋が閉まっている(普段は乾燥させるために開けている)それを見て姑が洗濯をしたのだろうということが想像できた。
でも・・・終了しても出すでもなく干すでもなく放置されている。
階下へ行って様子を見に行くと姑は舅に言われたのか?買い物に行って留守だった 
我が家には部屋干しをするような余分な部屋も無く、どこへ干すつもりだったのだろうか  帰宅した姑は屋根も無く夕立がきたらすぐに濡れてしまうであろう3階のベランダへそのまま夕方に干しに行こうとしている 

「2階の私たちの洗濯物をしまってからこの屋根のあるところへ干してあげますから・・・」と言って洗濯物は預かった。
朝・昼・晩といった感覚も鈍くなってきているのかなぁ?と思わされた出来事である。
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『鮭フレーク』って分からないんだけど・・・

2008-07-11 20:08:33 | 物忘れ
我が家の冷蔵庫にはホワイトボードがあって、家族が買って欲しいものなど書いておくと姑はそれを見て買って来てくれていました。
今日のホワイトボードに『さけフレーク』と書いてあって姑は買い物に行ったようなのですが・・・それがどれなのか?分からなくて『鮭缶』を買って来てありました。
仕事から帰ってきた私に「これが『さけフレーク』かと思って買って来たのだけど・・・」事のいきさつを話してくれました。
たぶん『さけフレーク』と書いたのは孫娘だと思われるのですが・・・いままではちゃんと瓶入りなどの『鮭フレーク』を買って来てくれていた姑なのですが、もう文字を見て商品を探すことが出来なかったようです。
もしかしたら売出しとかで、目に付く場所に『鮭フレーク』が置かれていたら・・・何度も孫が欲しがっていたからと思って買ってきそうな気もしますが。

おばあちゃんには、「私が買ってきますから大丈夫ですよ!」と言ってホワイトボード消しておきました。
そして孫娘にはメールで『おばあちゃんはもう理解できないので必要な場合は自分で買って来てください!』と伝えました。
おばあちゃんにいっぱい世話になって育ってきた大学1年生の孫娘は、きっとまた少し分からないこと出来ないことが増えてきたおばあちゃんを思って悲しがることでしょう 
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息子の生まれた年を忘れた

2008-07-10 17:52:18 | 物忘れ
先日、主人が在宅の時にゆうちょ銀行の人が訪問して通帳を預かって行かれた。
手続きを済ませたら我が家まで届けてくれることになっていて店で留守番をしている両親に受取証を預けておいたのだが・・・。

今日届けに来たようなのだが確認のために生年月日を聞かれたようで・・・なんと姑だけでなく舅まで息子の生まれた年を思い出すことが出来なかったようで、わざわざ2階にいる私のところへ姑が聞きに来た 

自分がお腹を痛めて産んだ長男の生年月日も分からなくなってしまったのねぇ~~ 


知り合いからお中元が届いたので「お返しに何か送らなくては・・・」と言っていた姑。
そういう気遣いはまだ出来るのだなぁ~~と喜んでいたのだが。

カタログで義妹が働いているところでまだ注文が出来るとわかったので「まだ出来るそうですよ!」と言ったら・・・「あらもう頼んでしまったのよ!!」というのでビックリ 

変だなぁ~~と思ったので聞き直すと・・・少し前にちゃんとお礼の電話をしているから偉いなぁ~~と思ったのだが、その事を『お返し物を注文した』と思ってしまっている 

「電話をかけてお礼を言っただけでしょう?」と言われると、やっと分かった様子。

もしかして何度も忘れて御礼の電話をしていたりしないのかなぁ?とちょっと不安になりました 
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いままでに読んできた『本』

2008-07-10 07:36:28 | 

『生き方のツケがボケに出る』 金子満雄著 (角川文庫)

姑の行動に不安を感じ始めた頃に、たまたま立ち寄った本屋の文庫本のコーナーで目にして、手に取り読んで見たいと思って購入した本です。

本の中には受診した場合の診断に使うテストについても詳しく書かれている


『痴呆を生きるということ』 小澤勲著 (岩波新書)

痴呆を病む人がどのような世界を生きているのだろうか?ということが書かれているというので購入してきた。

痴呆を病む人は、一つ一つのエピソードは記憶に残っていないらしいのに、そのエピソードにまつわる感情は蓄積されていくように思われる。叱責されると、このこと自体は忘れているようでも、自分がどのような立場にあるのか、どのように周囲に扱われているのか、という漠然とした感覚は確実に彼らのものになる。


『私は誰になっていくの?』 アルツハイマー病者から見た世界 クリスティーン・ボーデン著

『痴呆を生きるということ』 小澤勲著 (岩波新書)の中で紹介されていた本で、46歳で若年性アルツハイマーと判断されたオーストラリア人の女性が書いた本です。

介護した家族や、医師が書いた本はあってもアルツハイマーの患者自身が書いた本というのはとても珍しいそうです。


『もう一度会いたい』 小杉健治 日本放送出版協会

ブログを通して教えていただいた本、地元の図書館に予約をして借りて読みました。
とっても読みやすくて引き込まれるようにして読みました。


『認知症・アルツハイマー病がよく分かる本』遠藤英俊編 ほっとくるブックス 主婦の友社

本屋で見つけました。絵や表のカラフルに入っていて、知りたい情報も載っていたので困った時にめくってみる感じで使ってみたいと思います。


『知っておきたい認知症の基本』 川畑信也著 集英社新書

認知症やアルツハイマーについて分かりやすく書かれています。

中でも、近年の疫学調査の結果『高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病が中年期にあると高齢期になってアルツハイマー病を発症する確率が高くなるデータが出ている』


『母の介護』 坪内ミキ子著

ちょっと本屋へ立ち寄って時に目に付いて選んでみました。

体が思うように動かなくなった人の介護というのも大変なのだなぁ~~と感じます。
そして『介護』にはお金もかかるという話、耳が痛かったです。


『認知症介護 びっくり日記』 高口光子著

本屋で時間つぶしをしていた時に目に付いて手にとって見た本、認知症介護という言葉に引かれて思い切って買ってみた。

読み始めてみるととても読みやすくて、あっという間に読み終えてしまった。

理学療法士という立場で介護の仕事に携わっていた著者から見た現実の介護の世界は分かりやすかったです。


『お母さんは宇宙人』 橋幸夫著

介護セミナーで橋幸夫さんの生の話を聞いてきて是非読んでみたいと思った本を図書館で借りて読みました。

お金や入れ歯などを大切にしまって、それをお手伝いさんのせいにするそんな事が繰り返された話を読んでいると切実に感じてしまいました。

そしていつかは徘徊となっていくのかなぁ?と・・・切実な話がいっぱいでした。


『アルツハイマー病』  黒田洋一郎著

図書館でたまたま見かけて借りてきて読みました。

ちょっと専門的な部分も多くて飛ばしてしまったところもありましたが・・・。

アルミニウムとアルツハイマーとの関連が気になりました !!!
アルミ製の鍋を使っているのではないかと心配になった我が家。

デイケアサービスの大切さも再認識しました。

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気づいたことは・・・ノートに!

2008-07-08 09:29:14 | デイサービス
 火曜日の朝、デイサービスへ姑を歩いて送っていきました。
 血圧測定をした結果を記入してくれるノート  に『毛虫に刺されたこと』は書いておいたのですが・・・最初に受け入れてくれた方にも口頭で説明をしてきました。
 そのやり取りの中で先週のデイサービスの血圧測定の時にすでに腕に湿疹があり「お医者さんに診てもらった方がいいのでは?」と言ったのですけど・・・と聞かされた 
 いまさらそんなこと言われてもアルツハイマー認知症で少し前のことを全て忘れていっている姑に口で言っても伝わらないとは思わなかったのでしょうか? 
 この次から気づいたことがあったらノート  に書いて伝えて欲しいと言ってきましたが・・・果たしてどうなるのでしょうか? 
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毛虫にかぶれてしまいました!

2008-07-06 11:09:08 | 通院
3日木曜日の夜になって・・・主人が「おばあちゃんの腕に湿疹があるんだよ、見てあげてくれない?」と言ってきた。
火・水・木曜日と私は仕事が無い日なのでその間に姑のデイサービスの送りとか、医者への付き添いを入れて仕事には穴を開けないように工夫をして暮らしてきているのに・・・。
何で木曜日の夜になって言いだすの??? 

姑の半袖から出ている腕の部分に確かに湿疹が出来ている。
それも大きく直径1cmぐらいの円形になっているものもいくつかある。
少し前に娘が水疱瘡にかかったのでちょっと疑ったけど形態が違うし、体には湿疹は無いというので『毛虫』かなぁ?という疑いを持った。

初めは舅に「必ず付き添って皮膚科へ受診してください!」とお願いしてみたのですが・・・。
二人に「いつから発疹はあったのですか?」と聞いてみて出てくる返事が『随分前』だったり『一週間前』だったり『4・5日前』だったり・・・と余りにも不確かなのを考えるとやはり私が付き添わなくてはいけないと考えて段取りをつけることにした。

初めは朝一番で受診してその後に出勤しようか?とも思ったのだが近場の皮膚科はどこも朝は10時からの診察、私の職場は保育園なので午前中の一斉保育の時間が一番人手も必要だし肝心な部分なので午後の診察時間に合わせて時間休暇をもらおうと考えました。

くれぐれも姑が一人で受診してしまわないように気をつけていて欲しいと舅にも頼んで、ホワイトボードにも『2時過ぎに仕事から帰って一緒に皮膚科へ行きますから待っていてください』と書いて出勤した。

職場は人手も少なくて大変な状態だったので午前中は仕事に行って本当に良かったと感じて過ごして、3時間休暇をもらって午睡当番を早めに代わってもらって帰宅してきました。

皮膚科へ受診すると思ったように自分の思い込みで「血圧の薬を飲み始めたら湿疹が出始めました(血圧の薬は1週間前に飲むのを中止したところ)」とか「糖尿の薬を飲み始めたら湿疹が出始めまして(糖尿の薬は昨年の10月から飲み始めて副作用も一度も出ていない)」なんて先生に話している姑。
私はまず最初に「アルツハイマーの認知症で自分の湿疹がいつから出ているのかも認識できず、症状も正確に伝えることが出来ないので付き添ってきました」という事を先生に伝えたので、経験も豊富な年齢の女医さんは姑の話を否定するわけでもなく聞き流して症状を見て「『毛虫』にかぶれたのでしょうね」と診断を下してくれました。

袖から出た腕と顔とクビにだけ湿疹が出ていることと、今年は『毛虫が異常発生』しているということ、姑が緑豊かな公園へラジオ体操やウォーキングへ行っているということから判断したようです。

朝・晩のアレルギーを抑える飲み薬と顔と体と別の塗り薬が処方されました。
薬の管理は本人には出来ないので、飲み薬の管理と朝晩に塗り薬を塗ってあげるという作業が加わりました。
そしてもう一度受診に付き添わなくてはならなくなりました 
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携帯電話で約束したら・・・

2008-07-03 13:53:54 | 物忘れ
午前中の用事を終えて家に戻ると、ちょうど親戚の人が我が家を訪れたところだった。
数日前に姑の携帯電話に電話をして『3日は車で迎えに行くので一緒に行きましょう』と約束をしたのだそうです。
ところが我が家の舅と姑はすでに約束を忘れて電車を利用して出かけた後だったようです。 

姑に『認知症』があるのではないかと・・・疑いを持ち始めてもやもやとした日々を過ごしていたころ友達との待ち合わせが上手くいかなかった事をきっかけに「私も携帯を持ちたい」と言い始めた。
そこで迷ったのだが、もしも迷子になった時に連絡が付いたりするかもしれないと思って『らくらくホンシンプル』を本体0円で手に入れて持たせ始めました。
幸い携帯の使用料がとっても安くなったし、携帯を受けたり自分から電話も掛けられるようになり、持ち歩く習慣も付いたようなので便利に思っていたのですが・・・。
携帯で約束をしてもきっとすぐに忘れてしまったのでしょうねぇ~~ 

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