「子供じゃないんだから！」

仕事から帰って夕食の支度に急いでいる時
奥の部屋での舅と姑が・・・

「おじいちゃんが野菜ジュースを飲めと言ったから、水でお腹がいっぱいでもう夕飯は食べられない」と言い出した姑

「子供じゃないんだから、自分で判断して飲まなければよかったんだ！」と怒って怒鳴りまくる舅

二人の言い合いはすごいものになり、険悪なモード

『子供ではない』けれども『子供に戻りつつある認知症の姑』

それをぜんぜん理解できていない舅は？

「3歳か？2歳か？1歳か？何歳なんだ？」と捲し立てるけど・・・

「何歳か分からない」という姑

介護者である舅がいずれは子供に戻っていく妻のことを理解できていないのが、現在の我が家の不幸である。

私はそのやり取りを料理をしながらただ聞いていた。

舅に意見をしても反論してくるのに付き合うのも面倒だし、姑はこんなやり取りもきっとすぐに忘れてしまうのだから。

認知症の人は『子供に戻っていく』だけに子供よりも悲しい。

子供は失敗しながらも大人に成長していくけど・・・ただ戻るだけなのだから。

一緒にかかりつけ医へ行って来ました

姑と一緒にかかりつけ医へ行って来ました　

メマリーは減らしたけど確たる変化もありませんと報告してきました。

「先に帰っていていいですからね」と診察室で先に送り出して、自分が診察を終えて待合室へ戻ると・・・帰らずに座っていた姑　

部屋を出ただけで言われたことを忘れてしまったのかしら　

家に戻ったら・・・舅が「風邪を引いていると言われなかったか？」というではないか　

そういうことは連れて行く前に言うべきことだろうに・・・本人は「変わりありません！！」というのだから医者だって気づきません　

そして姑が家にいないと思ったら・・・ひとりで『うどん』を買いに行かせたという　

一人で勝手に買い物なんか行かせたら・・・あれもこれも買ってきてしまうのが落ちなのに何を考えているのか？訳の分からない舅と話をしていると、どんどん私の血圧が上昇しそうです　


最近少し頭痛を感じることがあり「血圧が高いのではないかと心配なのですが？」とかかりつけ医に相談するとなんと血圧が１６０を超えていた　

血圧を下げる薬がいままでの『１，５倍』に増えました　

姑より先に自分が倒れてもいけないので・・・薬に頼ります　


数日前に夫が姑に夕方の４時ごろに話しかけたら「もう夕ご飯も食べ終わったのに、おじいちゃんが買い物に行くって言うんだよ」と言ったそうで・・・

よく食べたことを忘れて何度も食べたがると言うのは聞くけれど・・・食べてもいないのにもう食べてしまったなんていう姑にショックを受けていた夫