親戚と一緒に『勝浦へ』の旅

１１月２３日と２４日の１泊で勝浦へ旅してきました。

数年前、舅と姑が金婚式を迎えるというのを記念して私たち夫婦と弟の家族と姉のように接している従兄弟の家族で戸倉へ旅したのがきっかけで、毎年のように都合のつく家族で秋に旅に出ることを舅たちが楽しみにしてくれていました。　

一昨年くらいから姑の行動に心配な面が感じられるようになり、大勢で一緒に出かければ目も行き届いて助かるようになりました。

しかし、今年は直前になって従兄弟の家族がキャンセルになってしまって女性が私と姑だけになってしまって・・・温泉　　を楽しみにしていたのですが、大変なことになってしまいました。

新しい所ということで場所の認知が難しくなってきている姑は脱衣所と浴室と露天風呂などの位置関係もよく分からなくなるようなので目が離せませんでした。

家庭で一人でお風呂に入っているときには私よりも長湯なのではないかと思っているのですが・・・大勢ではいると落ち着かないのか？すぐに出ると言い出すので、ゆっくり温まることも出来ず大変でした　

迷子にさせてもいけないと思いロッカーのところまで付いて行って場所を教えて「ここに居てくださいね」と言ってから自分の体を洗ったり温まってから出てきていたのですが・・・入っていても姿が見えなくなると心配でドキドキ。

温泉につかってリラックスするのではなくて・・・緊張でストレスを感じるなんてとっても疲れました　

温泉以外では散策を楽しんだり、勝浦の朝一を散歩したり、海中公園でお魚を眺めて姑もとっても楽しそうでした　

もう一つドキドキさせられたのが・・・宿についてから舅と姑には待っていてもらって夫婦でコンビニへ買い物に行ったのですが・・・

日も暮れて暗くなった国道を歩いてくると民宿の入り口のあたりに立っている人がいると思ったら姑です　

まだ到着していない弟と孫を心配して道路まで見に来たというのですが・・・そこであなたが迷子になったらどうするのですか　

かなりドッキリさせられた出来事でした　

申し込んでもいない旅行に・・・

私が仕事に行っている間に舅が主人に嘆いてきたそうです・・・。

日帰りの旅行に行くかもしれないと言っていたけど・・・申し込みもしなかったそうなのに。

姑だけが行く気が満々になっていたそうです。

取り扱っている旅行者に問い合わせてみても、まとめている人に尋ねても申し込んでいないということが確認できて納得したと思ったのに・・・。

少し経つと「日帰り旅行の準備をしなくては・・・」と言い出すのだそうです。

きっと自分の中では楽しみにしていたのでしょうが、お金も払っていないのに自分だけが払ったと思い込んでしまっているというもの困ったものです。


アリセプトの効果がなくなってきたと言うことでしょうか？

認知症に店番は無理だって！

我が家は印章業を細々と今でも７８歳の舅が営んでいる。

と言っても・・・めったにお客さんが来るわけでもなく、私たち夫婦のほか二人の社会人の息子たちもサラリーマンとして勤めをしている。

姑はずっと『店番』と称してお留守番ばかりさせられてきた人生だった。　

一時期、近所にミシンを掛けるパートに出かけていたこともあったのだが、商売以外の事(消防団や町会の役員など）で外出の多い舅を助けるためにいつのまにかいつも留守番の人になってしまった。

姑の認知症に気付き始めたころ私たち夫婦はこの刺激の無い生活が姑の脳のためには良くないのではないかと、店は閉めてでも外へ出るようにと薦めてきた。　

今日は水曜日でいつもお友達と近所の区のスポーツセンターへ卓球に出かける日で、とっても楽しみにしている。

なのに・・・今日は舅がお泊りで老人会の旅行へ出かけてしまった。　

店は閉めて卓球に行っても良いと言われていたはずなのに・・・最近とみに物忘れが激しくなった姑は昔の習慣だけが体に染み付いていて『自分は店番をしなくては・・・』と思い込んだようである。　

時間になっても外出する気配が無いので様子を見に行き「卓球に行った方がよいですよ！」と話すと素直に仕度をし始めていた。

その時の姑は舅の留守を良いことに・・・以前のように舅が大事にしている箱の中をごそごそと弄繰り回していた。　

２月３月の頃、アリセプトを飲み始める前に色々な妄想に悩まされ始めた頃から激しかった物探しの行動がまた再び激しくなってきているような感じである。

いざ卓球に行こうと思ってから身支度をして家を出るまでにはかなりの時間がかかっていた。　

店を閉めて出かけようとしていると道を尋ねた人までやってきて・・・今の自分には町会の名簿を探して番地を探しても説明したりと言うすべがあまり無いのに、それでも対応しようとしていた。　

あまりにもたもたしていたら・・・「警察に行って聞いたほうが良いですかねぇ～～」と尋ねた人の方が言ってきた。（最初から警察に行ってくれればよいのに・・・すぐ隣なんだから）

店を出ようとしたら雨が降っていることに気付いた姑、朝ベランダに洗濯物を干したことなどすっかり忘れている。　

これ以上外出が遅れてもいけないと思って・・・そのまま出かけてもらって私が雨降る中洗濯物は取り込んできた。　

午前中には突然大きな声で階下から呼ばれたと思ったらファクスが届いたのだが紙が入っていないと言う。

以前にたくさん買ってあげたのになぁ～～と思って操作してあげると・・・どうも以前のタイプのファクスの事だけ覚えていて今の機種に変わったことにも気付いていない雰囲気だった。　

認知症の姑をひとり残して舅が泊りがけで出かけるときには事前に伝えて欲しいと思うのだが・・・こちらがカレンダーを見て気付くまで何も伝えてくれない。　

残された姑がどんな行動を取るだろうか？なんてことは気にもしないのだろうか？

本当は今日は私も友達と朝早くから久しぶりにＴＤＬへ出かける予定をしていた、たまたま都合で一週間伸びたから家に居たようなもので・・・もしも一人で家にずっと居た時にはどうなっていたのかなぁ？　

一人でただ留守番をするだけでも心配なのに・・・『店番』など期待して欲しくないと思うのですが・・・。

「客が来た時にはとにかく電話番号を聞いておくんだよ！」と夕べ話していた舅、そんな事もきっと忘れてしまっている姑だろうに。

３ヶ月ぶりの都立病院受診

８月の受診以来３ヶ月ぶりの都立病院の神経内科の診察でした。

１０：３０分の予約、少し前に付いたけど・・・今日も混んでいました　

診察室に呼ばれたのは１１：１５ぐらいだったでしょうか？

また３か月分のアリセプトが処方されて次回の予約をして終わり。

先生との会話の中では・・・「デイサービスの回数を増やすこともいいことですよ」といったことだけでした。

たくさん待たされた割には収獲も少なくて、でもとっても疲れました　

今日の姑は自分で選んだのか？舅に強制的に着ていくように指示されたのか？ベージュの上着を着ていました。
とてもいい感じだなぁ～～と思ったのですが・・・本人は色が『白っぽい』のが気に入らないのか？

行っている間に何度も「こんな白っぽいのねぇ～～」とつぶやくのです。

よほど気になっているのかしら？？？

帰り道で、「デイサービスもリハビリになっているのかもしれませんよ？」と話しかけると「回数を増やしてもいいよ」と言っていたのですが・・・。

そんなことを言ったことも忘れてしまっただろうなぁ～～　

南田洋子

今夜ＴＶで南田洋子さんが認知症であるという長門裕之さんの番組を夫婦で見た　
　　　↓
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/nikkansp-p-et-tp0-081029-0006/1.htm

南田洋子さんが最後に夫婦でＴＶに出演したという旅番組をたまたま見た私は何かおかしいと我が家の姑への疑問と共に何かを感じていた　

今日の話を聞いていても、姑とさほど違わない頃から感じられた異常だというのに・・・今の南田さんにはかつてＴＶで見ていたときの綺麗な女優さんのかけらも感じられない　

まだ専門家に直接診察してもらって診断を受けていないということには驚いた！！！

うちの姑も日々いろいろかもし出してくれてはいるけれども・・・アリセプトのお陰か？まだまだ人間らしく生きているのではないかと思った　

相談を受けた認知症の医師が一日も早く診断を受けることと、もっと自分で出来ることはさせることが大事だという話を聞いて・・・失敗が多くてもなるべくいろいろやってもらった方が良いのかなぁ？と思った。


そう思って階下へ降りていくと・・・今夜飲むはずの薬がなぜか？包装から出されてケースに入ったまま飲んでなかった　
そして声を掛けると「今飲もうと思っていて、帰ってきてご飯を食べたばかりだから・・・」とずっと前に済んでいたのに