葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

アイビン永眠

2009-05-12 10:03:39 | 七咲ファミリー

湿っぽい話続きで誠に恐縮です!!

(冒頭だけに抑えますので苦手な方はスクロールして下さいネ)

 

実は、プシューさんが倒れたGW明け、

続けざまにベランダにいたアイビンが倒れました。

 

アイビンの方は細々と冬を越えたものの、とりたてて不調は見られなかったので

そろそろ植え替えるか?と思っていた矢先の、一瞬の間でした。

 

プシューさんを追いかけて行ったのか?

 

それにしては、プシューさんと仲良くさせてた覚えはないんだけどな。

別におとなりさんでもご近所さんでもないし(部屋の端と端に居た)

あ、七咲に隠れて、遠距離恋愛だったのか?

とかなんとか、別次元でアイビンの旅立ちの理由を考えながら

もうベランダを開けても、あのアイビンの毒舌を聞くことはないんだよなあ、

と妙に寂しかったり。

 

いや!別にアイビン毒舌じゃないし!植物だし!

 

と我に返ったり、してました(汗)。

 

あまりにも急で、アイビンの不調の理由が不明なのが悔やまれます。

強いて言えば、水切れに近い感じ?

(根は腐ってなかったけれど、上の枝を切って見ると、中に隙間が)

アイビンの成長速度に適した水やり or 保水が万全ではなかった、

という感じの、水切れ、かなあ…。(素人的見解)

 

アイビーも苦手分野だったので、プシューさんと同じく毎日ガン見だったのに

別れの挨拶をする事もなく高速ビームで旅立ったアイビンに、全力で合掌。

(そんなところもアイビンらしいよ、と一人納得)

 

  

そんなアイビンの後継者たる存在が、まだいるにはいるのですが。

(↓こやつら)

余所の子だけに、まだ七咲ファミリーにあまり馴染んでいないので、

なんと呼んでやったらいいかなあ、と思案中なのです。

 

ある日会社で、「アイビーを上手く育てられないんですよ」 

と言う話をしていて、

「何いうてんの!うちのアイビーはものすごいで!!」(もちろん100均の子)

という、姐さんご自慢の!猛繁殖力折り紙つきの子を頂いたのですが

それを見ての第一声は、

「そんなにいりません」

でしたよ? (どんだけ持ってくるのよ、姐さん)

 

正直、本当にいらなかったのですが、たとえ折り紙付きとはいえ、

このアイビーが七咲の元で育つ、という根拠もないしな…

という「保険」の意味も込めて、もれなく頂きました。

 

いる枝だけとっておいて、あとは「切り花」として割り切ろう、という扱いで

あの写真のように、野草のような装丁のまま飾っていたのですが

(たとえそうでも、センスなさすぎやしませんか?という自分ツッコミ重々承知)

もっと切った方が発根しやすい、とPAPAサンに教えてもらったので

じゃあ一節くらいに切った方がアイビーにも優しいんだろう、

と、うさぎさんの容器に居るアイビーを一枝取り出してみたら

根っこが生えてました。

僅か、三日です。

どんだけ猛繁殖力なんだよ、お前たち!!

流石、「どんだけ」は姐さんゆずりと言えましょうか。

 

ただ、切り口から生えたのではなくて、気根として生えてきたようです。

写真の白っぽいところ、あれが初々しい根っこです。

(初々しすぎて見えない、っつーの!!)

 

いや、本当に、折り紙つきなだけはあるよ!

いける!これはいけるかもしれない!!

と、興奮気味で撮影しながら、我に返る。

いや、ちょっと待て。

この勢いで、ここにいる全員が気根を出すと思っていいのではないか?

(もう折り紙つきを疑ってもいない)

 

それだけはご勘弁願いたい!!

 

怒られる!誰にとは言わないけど、怒られるよ!!

 

ちょっと吊鉢仕立てにして、インテリアとして楽しんでみたかっただけなのに、

そんな人間の夢見がちな思考に忍び寄る、アイビー侵略計画!!

家に入り込んだら最後、ネズミ算式に殖えまくり我が物顔で居座るアイビー!!

これは、アイビーの巧妙な罠にまんまと嵌められ…?!

 

いや、別に巧妙でも何でもない。

…嵌められた姐さんに嵌められたということなのかしら。

 

  

本当に、あれが全部根っこを出したとしたら、もう切れない!

(性格的に、成長の証を見せつけられたら切り花として割り切れない)

 

という危惧から、全員を切り分ける事にしました。

さすが、

雑 草 だ !

という感想を抱いただけあって、何の躊躇もなく、さくさく切れました。

挿し木として必要な所だけ残し、傷んだところはホイホイ捨てる機械的作業。

(他の子の剪定は、オペ気分だったり、美容院気分になったりするのに)

 

切って捨て、切って捨てして、これだけコンパクトに。

発根もしていないのに、そのまま土に挿せるほどの安定志向が素晴らしい。

(まあそれが園芸書の通りなんですけども。七咲は安全パイでまず水挿し方針)

一応、これだけの数残しているのは、

折り紙付きとはいえ、それでもやっぱり

 

「どこかで自分を信じ切れない七咲」

 

が、いたからだと思われます。保険要員として、最低限は残しました。

このうちの誰かが生き残ってくれればいい。という状態です。

 

そして万が一、全員が残る、という可能性も一応、考慮して、

ベランダで育てる事にしました。

室内吊鉢インテリアは諦め、トレリス仕立てにします。

 

そういう訳で今、ベランダにいますが、誰一人脱落することなく

イキイキしてます。

本当、凄いな、お前たち…。

なにもんだ。

 

(他に言うべき言葉がない)

 

 

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